先日、新潟青陵幼稚園 園長 加藤由美子さんの講演
愛されて自信をつけ、愛されて人を信頼する子ども達
~自己肯定感は生きる力~
に参加してきました。
そのなかの一部で、
” いつも転ぶ道で子どもは今日も転ぶ ”
という話がありました。
同じ失敗を繰り返す子どもは、
学習していない、成長していないのではなく
「 また転ぶのかな? 」
「 この前は右足で転んだから、今度は左足を出すとどうなるのかな? 」
と” 実験 ”を繰り返しているのだそうです。
保護者は我が子の可愛いさからつい、
『 いつも転んじゃうから、この道は避けようね。』
と子どもの失敗という貴重な経験を奪ってしまいがち。
しかし、
子どもはみんなエジソンのような偉大な研究者であり、
一度の検証で満足はしない。
何回でも、
何回でも、
失敗というデータを積み重ねて成長していく。
大人の仕事はただ見守ることだという。
このことは、幼児期だけでなく
高校生(青年期)にも当てはまることかもしれません。
また同じ失敗?
考えていないのかな?
と私は不安になってしまうことがあります。
でも私以上に選手達は、
うまくできない歯がゆさに落ち込み
理想の自分と現実の自分のギャップに苦しんでいるのかもしれません。
だからこそ、
《 うまくいった所はどこだった? 》
《 どんな新しい発見があったの? 》
《 明日からどんな練習がしたい? 》
と私達が選手達に問いかけることで、
自分達が本当に意識するべきポイントを見つけられるかもしれません。
きっとエジソンは何度失敗しても、
次は何を試そうか?
と毎回わくわくしてしていたのではないでしょうか?
子ども達には、そんなエジソンのように
失敗を恐れることなく、
興味関心の赴くままにチャレンジして欲しい。
その先には目標以上の
大きな成長があるような気がします。
そして、その姿をそばで見守れることこそが、
教員にとって大きな喜びだと感じます。