「授業(練習)が楽しくないって言うんです」

「◯◯先生(コーチ)が苦手と言って、授業(練習)を聞かないんです」
「そんな時、なんて言えばいいのでしょう?」

こんな相談をいただきました。

「授業(練習)中に遊んでいたら、、、」
「他の子に迷惑をかけていたら、、、」

そんな気持ちで、むしろ、怒りすら出てくるかもしれませんね。

子どもたちに尋ねられた時、私たちはつい、「こういえば、いいかな?」「正しい答え」を探してしまいます。

では、このような時、なんと言えばいいのでしょう?

「正しい答えは何か」ではなく、「正しい問いは何か」を求めなければならない。
〜ピーター・F・ドラッカー(経営学者、社会学者)〜

答えは、「問い」です。

オススメするのは、困っている子に「問い」が生まれやすくすることです。

例えば、相談された人(今回は保護者)の失敗談などの経験を伝えること

「私はこうなったけど、これが正解ではないよ」
「応援しているよ。いつでもまた話してね」など

「I(アイ、愛♪)メッセージ」を付け加えるのもいいかもしれません。

いつでも話せる、逃げられる場所がある。

これが子どもの成長には欠かせません。

すると、自ら「問い」を生み出し、自ら進んでいくことでしょう。

「正しい問い」は何ですか?

ABOUTこの記事をかいた人

高校時代に1年米国に留学。その後、AO入試にて英語系の大学に進学するも、塾での出来事をキッカケに、京都教育大学へ編入。公立小学校に10年勤め、1年目に大和ミニバスケットボールクラブを立ち上げる。池上正氏と藤代圭一氏との出会いから、勝利至上主義から「自立した選手・チーム」に舵を切る。その後、8ヶ月の育児休暇を取得。休暇中に出会った方々との縁で、静岡県の私立に転職。現在は、IB(国際バカロレア)教育の実践と育児を楽しみながら、新たなチームにて指導に携わる。