「試合でちょっとぶつかっただけで、すぐやめちゃうんです」
「学校でも、よく〇〇がいたいって、保健室に行くんです」
ありますよね。私も小学校で働き、スポーツの指導者をしていますが、よく見かけます。
同じことが続くと、私はついつい、「大丈夫!気のせいだ!」と言ってしまいます。
私たちは、どうやら「逃げていること」に対して「立ち向かってほしい」という願いを持っているようです。
でも、どうすれば、子どもたちは立ち向かうようになるのでしょうか?
ここでは、「逃げる」ことは、大切だとお伝えしたいと思います。
子どもたちは、
「依存(甘え)」と「自立(反抗)」
を繰り返しながら成長します。
その繰り返しのリズムは、子どもによって違います。
少しの痛みや負荷で逃げ出してしまうのは、決して「悪いこと」ではありません。
「今はまだ、準備ができていない」のかもしれません。
十分に満たされた子どもたちは、おのずと、「やりたい」というようになります。
「させたい」から、子どもたちの「したい」を育てたいものです。
今は、「依存」と「自立」、どちらですか?