
僕らの心が子どもたち選手に届いたとき、
選手の成長をサポートすることができます。
忘れてはいけないことは「信じる」ということです。
「あなたならできる」
「あなたを信じている」
という気持ちを持って選手と接することです。
子どもたち選手は信じてもらっているかどうかを
敏感に感じる力があります。
僕らが子どもと向き合った時の目、
日頃の関わり方や関わる回数、話し方や関わり方。
そうしたものから、
自分に対する信頼を読み取る力があるのです。
つまり、
僕らが心の奥底で本当にどう思っているかは、
結構、子どもたちには伝わってしまっているということです。
ですので、
「こんな人になってほしい」と、
子どもたち選手に要求するのであれば、
それと同じくらいの信じる気持ちを届けてあげることが、
やる気を高める上でとても大切です。
監督からは、おまえに4番を任せると言われたことは一度もありません。
ただ、日ごろから、オレは翔を信じているからってずっと言っていただきました。
– 中田翔(プロ野球選手)
言葉が必要な時は言葉で伝える。
関わりが必要な時は関わりを持つ。
ただし、
テクニックや技術を使って表面的に伝えても、
子どもたちは敏感に察します。
大切なことは、そこに心があることです。
ちょっと自分の過去を
思い出してみましょう。
どんなときに、
信じてもらっていると感じましたか?
その人は、
どんな風に信じる気持ちを
届けてくれましたか?
人は大切な人に信じてもらっていると
感じることができれば、
より自分らしく輝くことができます。
子どもたち選手に
信じる気持ちを届けましょう。