
「やりたいことがたくさんあるんじゃない?」
僕に話しかけていると気づくにはちょっと時間がかかったのですが、
電車の隣に座ったおばあちゃんからそんな声が聞こえてきました。
「なんでも、やってみるといいわよ。
年を取ると、なにしようかなーと探しちゃうから。
やりたいことをやった方がいいわよ。」
3分ほどしかおばあちゃんと
お話できなかったのですが、
「やりたいことをやりなさい」
という言葉がとても僕の心に響いたのです。
子どもたち選手と関わるときにも
大切にしていることがあります。
それは、
子どもたち選手本人が
やりたいと思っているかどうか。
「いい選手になるために、もっと練習しなきゃ」
そうした気持ちももちろん大切ですが、
選手自身が、
「もっと練習したい」
「もっとうまくなりたい」
と、思っていることが
やる気や成長を高める上でもとても大切です。
もし今日が
自分の人生最後の日だとしたら、
今日やる予定を私は本当にやりたいだろうか?
ー スティーブ・ジョブズ
努力しなきゃ、ではなく、努力したい。
練習しなきゃ、ではなく、練習したい。
頑張らなきゃ、ではなく、頑張りたい。
やらなきゃ、ではなく、やりたい。
そんな気持ちを持つことができると、
子どもたちの成長はどんどん加速しますし、
僕らが「やりなさい」と言わなくても自ら進んで行動しはじめます。
僕ら大人ができることは、
やらせることではなく、
やりたくなる環境をつくること。
子どもたち選手を管理するのではなく、
自由に飛び回れる環境をつくること。
そして、
やりたいと思っている選手の不安を取り除き、
背中を押してあげること。
「どんな環境だと、もっと練習したいと思えるだろう?」
心に正直に、
「やりたい」を引き出す、環境をつくりましょう。
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