選手の実力を左右する言葉の力

選手の実力を左右する言葉の力


「そんなことやってないで、
 早くこっちを手伝いなさいよ!」

練習や試合の中で、
子どもたち選手同士が、
どんな言葉を使っているかが、
チームのパフォーマンスに影響します。

箱根にあるおそば屋さんでのこと。

19時ラストオーダーのお店で、
18時30過ぎに入店したこともあって、
店内はバタバタとした雰囲気。

「早く帰りたい」
「早く仕事を終わらせたい」

といった気持ちがあるのかは
わかりませんが、

ちょっとだけ偉い(と思う)店員さんが、
部下の方に批判をはじめたんです。

「もっと早く仕事して!」
「こっち片付けて!」

僕らに聴こえないようにやって欲しい・・

そんな気持ちでいっぱいになり、
おいしいご飯も
おいしくなくなってしまいました。

子どもたち選手でもそう。

チームの中で
どんな言葉を使っているかによって、
選手のパフォーマンスを
上げることもあれば、
下げることもできます。

「なにやってるんだよ!」
「絶対、外すなよ!」
「なんでそんなこともできないの!?」
「へたくそ!」
「帰れっ!」

そんな言葉が飛び交うチームでは
選手達の心も行動も萎縮しています。

けれど、
言葉の大切さを意識していないと、
選手達はもちろん、
僕ら大人も平気でこうした言葉を
使ってしまうんですよね。



何事もプラスの言葉で。
たとえ、今、最悪な状況だな、と思っても、
それ以上、悪くはなりえないから大丈夫、
などと、前向きな考え方ができれば、
状況も少しずつ好転していく。
ー 荒川静香(元フィギアスケーター)
 

 
「練習中や試合中に
 言われて嫌な言葉は何だろう?」

「練習中や試合中に
 言われて嬉しい言葉は何だろう?」

その2つの言葉を整理して、
意識して選手同士で使い合うだけでも、
いつもよりも高いパフォーマンスを
発揮することができます。

チームでどんな言葉を使い、
どんな言葉を使わないのか、を
整理しましょう。

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