
マグロを解体せずに食べるのは
なかなか大変ですよね。
みんなでマグロを囲んで
箸で突っついても、
マグロは無惨な姿になってしまいます。
なので、
部位ごとに包丁で切り分けることで、
おいしく、きれいに
食べることができます。
おなじように、
チームや選手の問題や課題も
分けて考えることが大切です。
「リフティングが苦手!」という
問題を抱えている
サッカー少年がいたとしても、
ボールの蹴り方にはじまり、
蹴る場所、
体の向き、
目線…
そこには多くの問題が
絡まっています。
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全体の印象にとらわれずに、
細かい点に注意を集中したまえ。
ぼくは女性を見るとき
まず袖口に注意する。
男ならズボンの膝のほうがいいがね。
ーシャーロック・ホームズ
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「水色」は
「青」と「白」から
できているように、
大きな問題は
小さな問題が絡まっています。
小さな問題を知り、
ひとつずつ糸を解くことで
大きな問題を
解決する糸口が見つかります。
「うちの選手は集中力がなくて…」
という問題も、
「まったくないのか?」
それとも、
「集中してプレーできるときも
あるのか?」
という事実を整理してみると、
解決に向けた
関わり方が変わってきますよね!
子どもたち選手と一緒に、
問題や課題をあげて、
「問題がそのままだと
どうして行けないんだろう?」
「本当の問題はなんだろう?」
と、
問題を分けて考えましょう!