「30秒」考える時間をつくるメリット

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「ここではこうしなさい」
「次の試合はこうしよう」

僕ら大人がしゃべり続けてしまうと、
子どもたち選手の考える時間はどんどん
なくなってしまいます。

ですので、
タイミングよく問いかけ、
考える機会をつくることが大切です。

けれど、
かといって、

「きみはどう思う?」

と選手にいきなり問いかけ、
すぐに答えられないからといって、

「ちゃんと考えなさい」
「聞いていなかっただろ!」

と、伝えてしまうのは
ちょっと乱暴かもしれません。

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たとえ、
問題がすっかり解決しなかったとしても、
じっと考える時間を持ったということは、
後で思い出すたびに
意味があったことがわかります。
ー大江健三郎(ノーベル文学賞受賞者)
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「いま、どんなことを感じてる?」

「さっきの試合からの学びは何?」

「次はどうすればいいと思う?」

そう問いかけた後は、

子どもたち選手が
新しい考え方についてよく考えたり、

自分の考えを
改めて感じてみる時間を
「30秒」ほどつくりましょう。

そうすることによって、
子どもたち選手は
適切な緊張感を感じながら、
自分の考えと向き合い、
知識を記憶に定着させる
ことができます。

問いかけた後に時間を与えることによって、
子どもたち選手の考える力を育みましょう。

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