
子どもたち選手が
どんなときに集中力が高まるのか、
何に夢中になっていて、
どんなことに興味があるのか。
それらを知ることが、
選手の成長を助けるポイントですが、
子どもたち選手自身が
自分自身のことをよく知っていることも
もちろん大切です。
どんなときに
高いパフォーマンスが発揮できて、
どんな条件のときは、
反対によくないのか。
どんな場面になるとイライラし、
どんなケースだと不安になるのか。
それらを知っておくことで、
対策やアイディアを考えることができます。
そのためには、
まずは自分を観察すること。
ただ単純にトレーニングを
くり返すのではなく、
意識して、
自分を観察することで、
新たな自分を発見し、
調子の波の原因を探ることができます。
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汝自らを知れ
ーソクラテス
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例えば、
プールの選手や長距離の選手であれば、
毎回おなじタイミングでタイムを計ってみる。
そうすると、
タイムが良いときもあれば、
タイムが悪いときもあります。
技術的な問題ももちろんありますが、
その時の身体のコンディションや
心のコンディションも併せて日誌に
つけておくことで、
自分のコンディションとタイムとの
関係性を知り、
トレーニングや試合に
活かすことができます。
朝の目覚めはどうだった?
起きた時の気持ちは?
疲れはとれてた?
食事はどれくらいした?
心はそわそわしてた?
やる気に満ちあふれていた?
まぐれ、ではなく、
必然的に力を発揮するために、
自分をよりよく知る時間をつくりましょう。