質のいい問いかけが生み出すプレイ

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質問をされると
僕らはその答えを探しますよね。

それが重要なことでも
そうではないことでも。

それは子どもたち選手にとっても同じです。

効果的な質問に変えるポイントは、

「わたしがききたいこと」
だけを問いかけるのではなく、

「子どもたち選手の力を引き出す」
問いかけになっているかどうかを意識すること。

 

 

「今日のお昼ご飯は何を食べましたか?」

そう問いかけられると、
ついつい、今日のお昼ご飯は何だったっけ?

と、頭の中がお昼ご飯のことで
いっぱいになったかもしれません(笑)

質問をされると、
僕らはその答えをさがしはじめます。

「シュートを打つときは、
 もっとゴールキーパーの位置を
 しっかりと確認しなさい」

「シュートを打つときは、
 どんなことに気をつけたら良いと思う?」

一方的にアドバイスされた時と、
質問によって選手が自分で意識して考えるのとでは
その後に大きな違いが現れます。

そして、
より効果的な質問に変えるポイントは、

「わたしがききたいこと」だけを問いかけるのではなく、

「子どもたち選手の力を引き出す」
問いかけになっているかどうかを意識すること。

「なんでシュート外したんだ?」
「いつ宿題やるの?」

こうした僕ら大人が聞きたいだけの問いかけは
子どもたち選手にプレッシャーをかける「尋問」になりがちです。

けれど、
子どもたちの力を引き出すことを前提につくられた問いかけは、

「どうしたら良かったとおもう?」
「どうしたらやりたくなる?」

と、自然と効果的な問いかけになりやすいのが特徴です。

質のいい質問が質のいい人生をつくる
アンソニー・ロビンズ

僕ら大人も子どもたち選手も
全ての行動は「考える」という思考から始まり、
思考は「質問と回答」の組み合わせでできています。

ですので、
習慣的にしている質問の質が良ければ、
自動的に質のいい回答が生み出され、
質のいい行動や質のいいプレーを導きだしてくれます。

ぜひ、
子どもたち選手に問いかける前に、

「この問いかけは、
 選手の力を引き出すものに
 なっているだろうか?」

という視点を大切にして、
質のよい問いかけをしていきましょう!

 

◎まとめ

  1. 質問は人々が考える機会を提供する。
  2. ただアドバイスを与えるのではなく、彼らの思考を促す質問をすることが大切。
  3. 質問は「尋問」ではなく、「力を引き出す」ものであるべき。
  4. 質問の質が重要。質のいい質問は、質のいい回答と行動を生み出す。
  5. 子どもたちや選手に質問をする前に、その質問が彼らの能力を引き出すものかを意識。

 

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