成長する行動目標のつくり方

具体的に、と、時計をはずす

「理想の選手に近づくために
 毎日できることは何だろう?」

子供たち選手と
目標をつくる時間を大切にしています。

「もっと練習しろ」
「練習しないからダメなんだ!」
と伝えることは簡単ですが、

大切なことは
「ついつい練習したくなる」
やる気を引き出してあげること。

そのためにも、
子供たち選手ひとりひとり
自分で考えた目標をつくる機会が
必要ですよね。

けれど、
小学生や中学生くらいの年代ですと、
目標をつくるときにひとつ問題が起こります。

それは、
なかなか具体的にできないこと。

コーチ「将来、どんな選手になりたい!」

選手「メッシみたいな
   ドリブルが上手い選手!!」

コーチ「おーいいね!
    それじゃあその姿に
    ちょっとでも近づくために、
    今月、毎日できることは何かな?」

選手「うーん・・・がんばる!!」

これではちょっと心許ないですよね(笑)

具体的に何をがんばるのか?

いつ、がんばるのか? がイメージできないと、
1ヶ月後、結局なんにもやってなかった!
という事態に陥ってしまいます。

それと同時に
多くの選手が練習時間を
行動目標に書き出します。

「リフティングを10分間やる」

「1時間素振りする」

「30分間ピアノの練習をする」

「がんばる!!」に比べると
はるかに具体的で素晴らしいのですが、

さらに質の良い練習にするためには
時間を外すことが大切。

たとえば、

「ピアノを20分間練習しよう」

ではなく、

「新しい曲を集中して、
 5回繰り返して練習しよう」

「1時間、ただ漠然と素振りする」

のではなく、

「入念に25回素振りする」

というふうに目標を書き換えてみる。

そうすることによって、
より質の高いトレーニングに変わり、
成長のスピードが加速します。  

  深い練習は時間で測定するのではなく、 質の高い「背伸び」と「繰り返し」の 数で測定される。基本的に、 どれだけ多くの新しい神経回路を 脳の中につくったかが重要なのだ。 ー ダニエル・コイル


なりたい自分になるために、
どんな1日を積み重ねよう?

子供たち選手と一緒に
行動目標をつくりましょう。

>>> 理想の姿に近づくために、どんな1日を過ごしますか?

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