「やらなきゃいけない」から「自分で選ぶ」へ!

 

人は選択肢が少ないと
心がキューンと窮屈になります。

あなたはこのトレーニングをするべき。
こうしなきゃうまくならないよ。
~すべき。
~しなきゃいけない。

と言われた途端、
とても窮屈になります。

子どもたち選手もそうです。

大切なことは
選択肢をあげること。

選択肢の幅を広げることで
子どもたちは自主性を発揮し
自分らしく成長していきます。

 

 


ゲームが成功したらハイタッチをしよう!

僕は最近までこうやって
子供たちに伝えていました。

練習でも試合でも。
うまくいったらハイタッチをする。

そうすることで
チームの雰囲気を
あげたかったのかもしれません。

でも、
先日あるセミナーに
参加したときのこと。

講師の方から、
「このゲームが成功したら
 ハイタッチをしましょう。」
と言われた時、
違和感を覚えたんです。

「なんでハイタッチしなきゃいけないの?」
 って(笑)

もう天の邪鬼もいいところですよね。

自分も最近までいっていたくせに(汗)

でも
ここにヒントがあるなって
感じたんです。

人は選択肢が少ないと
心がキューンと窮屈になります。

あなたはこのトレーニングをするべき。
こうしなきゃうまくならないよ。
~すべき。
~しなきゃいけない。

と言われた途端、
とても窮屈になります。

この場合で行くと、
「ハイタッチ」しか選択肢には
ありませんでした。
うまくいったらハイタッチ。
しかダメ。

そうすると
やっぱり心がモヤッと
しますよね。

子供たち選手もそうです。

これしろ。
あれしろ。

と言っても子供たちは
なかなかついてきてくれません。

仮についてきてくれたとしても、
見た目には「良い子」は育っても
自分で考え選択し、
その子らしく行動できる子は
なかなか育たないかもしれません。

大切なことは
選択肢をあげること。

「自分で選んでる。」

「自分が選択したんだ。」

子供たちが
そう感じて物事に取り組む事が
とても大切です。

「このゲームが終わったら
 みんなでお祝いしたいんだけど、
 どんなお祝いの仕方がいいと思う?」

「コーチはハイタッチもいいかなと思うけど、
 みんなが好きなお祝いを考えていいよ。
 何がいいかな?」


It’s all up to you.
辛いトレーニングも
すべての選択肢は自分にある。
と考えるとやる気が出ました。
– 福原愛(卓球オリンピック銀メダリスト)



やってもいいし、
やらなくてもいいよ。

ニュートラルな、
フラットな立ち位置で。

子供たちに
選択肢をあげることを
はじめましょう。


 

◎まとめ

  1. 子どもたちに選択肢を与えることが重要
  2. 指示や決まりごとだけでなく、自主性を育む
  3. 選択肢の幅を広げることで自分らしく成長できる
  4. 子どもたちのやる気や創造力を引き出す効果がある
  5. 自由な選択肢を提供する環境を作る

 

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