奥にある答えを引き出そう
子ども達が練習に取り組む前にする質問は
いつも決めています。
「練習が終わった時にどうなっていたら最高だと思う?」
こう問いかける事で、
改めて練習する目的を確認することができ、
「なんとなくやっている」
↓
「目的をもってやっている」
に意識を転換することができます。
しかし、
「楽しかったらいいと思う」
「いまよりうまくなっていたらいい」
といったように、
なかには具体的に答えを出す事ができない
子どももたくさんいます。
そんな子にはぜひ、
「たとえば?」と問いかけてあげてください。
「楽しかったらいいと思う」
「いいね!じゃあ、
たとえば、どんなことがあったら楽しいって感じる?」
「いまよりうまくなっていたらいい」
「いいね!
たとえば、どんなことがうまくなったら嬉しい?」
答えがぼんやりとしていると、
ぼんやりとした成果しか生まれません。
「今年はエベレストか、富士山か、
うーん、まぁどっかの山に登れればいいかな。」
と思っている人は
たぶん山に登る可能性は低いです(笑)
「コミュニケーションが良くなったらいいな」
と思っている人は、
それなりにしか良くなりません(笑)
成長のスピードは子どもそれぞれ。
この子はもうちょっと具体的にしてあげると
伸びるんじゃないか。
とビビビと来た子どもには
ぜひ「たとえば?」と問いかけてみてください。
答えを具体的にすることで、
表面的な答えの先にある
欲しい結果を手に入れましょう。
>>> ゴールを具体的に決めていますか?