
試合で負けたり
ミスを犯すことは誰にでも起こり得ます。
次に向かって頑張ってほしい
と思ってしまいますが
まずは感情を無視せず
受け入れることが大切です。
無理にポジティブに前を向かず
感情を受け入れて、向き合うことによって
次に向かうエネルギーに変わっていきます。

- 「顔を上げて!胸を張りなさい」
- 「切り替えて、次は勝とう」
- 「次の目標に意識を向けよう」
大切な試合で負けてしまったり、
試合中にミスをしてしまうことは誰にでも起こりえます。
僕ら大人からしてみると、
試合後にいつまでも下を向かずに上を向いて、
次の目標に向かって頑張って欲しいと思うもの。
けれど、
気持ちを切り替え、上を向くのは
しっかりとその「感情」を味わってからでも遅くはありません。
落ち込んでいる子どもに対し、
無理やりに
- もっとポジティブにならなきゃ。
- もう泣いちゃダメ。
と接するのはおすすめしません。
ぼくたちは無理矢理、
頭で切り替えようとしても、
身体はなかなか反応してくれないのです。
悲しみも、
喜びも、
感動、
落胆も、
つねに素直に味わうことが大事だ。
ー本田宗一郎(ホンダ創業者)

試合中にミスや失敗を引きずって、
次のプレーへと切り替えられないことは問題ですが、
試合後の時間やせめてその日いっぱいは、
悔しさや悲しさをしっかりと味わう時間をあげましょう。
悔しくて目を背けたくなることもあります。
負けてしまった試合やミスを
思い出したくないかもしれません。
けれど、
「ポジティブにポジティブに!」と
ネガティブな感情に目を背けるだけでは、
本当の意味で「切り替える」ことはできません。
悲しみや悔しさしっかりと味わうことで、
その経験が、次の行動へのエネルギーとなります。
悲しいことがあった時、
涙を散々流した後はすっきりして
前を向こうと、自然に考えることができた経験が
あなたにもあると思います。
大切な試合で負けてしまった後は、
子どもを無理やり前向きにするのではなく、
まずは悔しさや悲しさを味わいましょう。
◎まとめ
- 試合で負けたりミスをした経験は、誰にでも起こりうる。
- 子供が感情的になったとき、無理にポジティブになることは逆効果。
- 感情を無視せず、受け入れることが重要。感情を味わってから前に進む。
- 試合後やその日いっぱいは感情に時間をかけ、感情を受け入れる。
- 感情を受け入れることで、次に向かうエネルギーとなり、前に進む力を得られる。
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