
- 「顔を上げて!胸を張りなさい」
- 「切り替えて、次は勝とう」
- 「次の目標に意識を向けよう」
「大切な試合に負けてしまったあと、どんな言葉をかけてあげれば良いでしょうか?」
多くの方からご相談いただくお悩みです。子どものためになる接し方に正解はありませんが、失敗しやすい事例には共通点があります。
この記事では、
日本代表チームから地域で1勝を目指す選手まで、様々な子どもと関わっている僕が「大切な試合で負けてしまったあとに注意したい接し方」についてお伝えします。
本などでも紹介している内容ですので、
「大切な試合に負けてしまったあと、どんな言葉をかけてあげれば良いでしょうか?」と悩んでいる方はぜひお読みください。

- 「顔を上げて!胸を張りなさい」
- 「切り替えて、次は勝とう」
- 「次の目標に意識を向けよう」
大切な試合で負けてしまったり、
試合中にミスをしてしまうことは誰にでも起こりえます。
僕ら大人からしてみると、
試合後にいつまでも下を向かずに上を向いて、
次の目標に向かって頑張って欲しいと思うもの。
けれど、
気持ちを切り替え、上を向くのは
しっかりとその「感情」を味わってからでも遅くはありません。
落ち込んでいる子どもに対し、
無理やりに
- もっとポジティブにならなきゃ。
- もう泣いちゃダメ。
と接するのはおすすめしません。
ぼくたちは無理矢理、
頭で切り替えようとしても、
身体はなかなか反応してくれないのです。
悲しみも、
喜びも、
感動、
落胆も、
つねに素直に味わうことが大事だ。
ー本田宗一郎(ホンダ創業者)

試合中にミスや失敗を引きずって、
次のプレーへと切り替えられないことは問題ですが、
試合後の時間やせめてその日いっぱいは、
悔しさや悲しさをしっかりと味わう時間をあげましょう。
悔しくて目を背けたくなることもあります。
負けてしまった試合やミスを
思い出したくないかもしれません。
けれど、
「ポジティブにポジティブに!」と
ネガティブな感情に目を背けるだけでは、
本当の意味で「切り替える」ことはできません。
悲しみや悔しさしっかりと味わうことで、
その経験が、次の行動へのエネルギーとなります。
悲しいことがあった時、
涙を散々流した後はすっきりして
前を向こうと、自然に考えることができた経験が
あなたにもあると思います。
大切な試合で負けてしまった後は、
子どもを無理やり前向きにするのではなく、
まずは悔しさや悲しさを味わいましょう。
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