好きなことが苦しい時、立ち止まって思い出す

 

好きなことに困難が訪れると、
競争や評価に惑わされ
 
好きだからやりたい
楽しいからやりたいという
初心を見失うことがあります。
 
そんな時は、あえて立ち止まり、
自然や友達と触れ合うことで、
初心を思い出すキッカケが生まれます。
 
子どもたちの成長を大切にするためにも、
立ち止まり、振り返る時間を持つことが重要です。
 
 

 

好きではじめたことも、
毎日向き合っていると、
苦しいことや困難に直面します。

他の選手と自分を比べてしまったり、
執拗に競争を求められたり、
結果だけで評価されてしまったり。

そうした時期、
子どもたち選手の中には、

「どうしてこのスポーツをしているのだろう」

と、
本来の自分のゴールや目的を
見失ってしまう選手もいるかもしれません。

そんなときに大切にしたいことは、
一度立ち止まり、
ちょっと離れてみること。

海や森、
川や林の中など、
自然の中に身を置いたり、

何でも話せる友人と
たわいもない話をする時間をつくることによって、

ふっと、

「そうだ、だから私はこれをしているんだった」

と、
初心を思い出すきっかけになることがあります。

 

他人の意見で
自分の本当の心の声を消してはならない。
自分の直感を信じる勇気を持ちなさい。
ー スティーブ・ジョブズ

 

ある女性は、
全身の関節が痛む難病の
「若年性特発性関節炎」と診断されて入院。

約4ヶ月もの間、
競技ができないどころか、
一時は車いすでの生活だったそうです。

苦しく、
地道なリハビリの毎日。

けれど、
それを乗り越え、
復帰。

リンクの上に戻ってきたとき、
「スケートたのしい!」と改めて思ったそうです。

 

彼女は
17歳の三原舞依選手。

 

自己ベストを10点近く更新し、
フィギュアスケート・四大陸選手権を逆転で優勝しました。

フリーの演目は「シンデレラ」

復帰のシーズン、
シンデレラのように
ハッピーエンドで終われるように!

と中野園子コーチの願いが
込められていたそうです。

僕たちは気づきにくい生き物。
本当は大きなケガなどなく、
最初の頃の純粋でピュアな気持ちを思い出せたら良いですが、
なかなかそうもいかないのかもしれません。

 

気づくためには、
立ち止まる時間をつくること。

 

子どもたち選手の
「好き」「楽しい」「もっと成長したい」
という気持ちを大切にするためにも、

立ち止まり、
自然に身を置き、
自分の心と向き合い、
振り返る時間をつくりましょう。

 

◎ポイント

  • やる気を見失ったら、一度立ち止まり、離れてみること
  • 自然にふれるなどの時間の中で、自分と対話する
  • 「楽しい」「好き」を思いだす

 

◎この記事のしつもん

  • なぜ、このスポーツをはじめましたか?
  • どんなときに、楽しいと感じますか?
  • 自然にふれる時間を作っていますか?

     

     

    ◎まとめ

    1. 目の前の人に選択肢を与え、安心感を提供することが重要。
    2. 選択肢があると感じたとき、子どもたちは積極的な行動に移る。
    3. 選択肢を与える際は、本当に選択肢があるか確認することが必要。
    4. 相手の選択を尊重し、共感する姿勢が信頼関係を築く鍵。
    5. 主体的な行動は安心感から生まれ、選択肢を与えることがその出発点。

     

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