感覚の交差点〜コーチが持つべき共感の力〜

 

おなじものを見ているつもりでも
感覚や感動ポイントは
個人によって異なります。

大人が子どもたち選手に対して
自分の見えているものだけで判断し
伝えることがありますが
大切なのはおなじを感じる力です。

子どもたち選手の視点を尊重し
対話を通じて
彼らが感じているものを理解しましょう。

問いかけを通じて共感し
お互いに問題点を見つけて解決することで
彼らは自ら考え行動する力を育みます。

子どもたちと「おなじ」を感じる
大切さを探求していきましょう。

 

 
 
 
 
■コーチに必要な「おなじ」を感じるチカラ
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2人でおなじ映画を鑑賞しても、
それぞれ感動ポイントが違うように、
 
僕らはおなじものを見ているつもりでも、
感覚はひとそれぞれ。
 
 
見えているものも、
感じているものにも
じっくりと話をしてみると
違いがあることがたくさんあります。
 
 
 
子どもたち選手のスポーツの場面でも
そうかもしれません。
 
 
なんてことのない
ゴロを後ろにそらしてしまった
選手に対して、
 
「なんであんなエラーするんだ!」
 あんなのも捕れないのか!?
 
「いや、でも・・・」
 
「でもじゃない!
 言い訳するな!」
 
 
と、
僕ら大人の見えているものだけで
判断し、伝えてしまうことがあります。
 
 
 
けれど、
僕ら大人が大切にしたいことは
 
子どもたち選手と
「おなじ」を感じる力。
 
 
コーチや他のチームメイトが見えている
客観的な視点を伝えることも
もちろん大切です。
 
 
けれど、
まずは子どもたち選手の
見えていたモノを感じること。
 
 
こちらが選手に歩み寄らないと、
 
「なにを言っても
 怒られるだけじゃん…」
 
と、子どもたちは
心を閉ざしてしまいます。
 
 
 
子どもたち選手の
見えているものを感じるために、
対話をしましょう。
 
 
そのためには
「なんで?」をのぞく、
しつもんをすることが効果的です。
 
 
「なんで?」でしつもんすると、
子どもたち選手は
問いつめられているように
感じてしまいます。
 
 
なので、
例えば、野球のゴロの場面で
考えてみると、
 
 
「どんなこと考えてた?」
 
「何を見てた?」
 
「バウンドのどこで捕ろうとした?」
 
「いつ捕ろうと思ったの?」
 
と問いかけてみる。
 
 
すると、
子どもたちから答えが返ってきます。
 
そして対話を重ねることで、
 
 
「そうか!ここがいけなかったんだ!
 こうすればよかったんだ!」
 
とお互いに問題点を見つけ、
解決することができます。
 
 
 
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愛とは、互いに見つめ合うことではない。
ふたりが同じ方向を見つめることである。
ーサン・テグジュペリ(作家)
 
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子どもたち選手が見えていたものを
感じることで、
 
 
僕ら大人が教えなくても、
子どもたち選手は自分たちで考え、
次の解決策を見つける力を持っています。
 
 
 
子どもたち選手と
「おなじ」を感じましょう。
 
 
おなじものを見ていますか?
 
 
 

◎まとめ

  1. 見えているものや感じているものは個人によって異なる
  2. 大人は選手に対して自分の視点だけで判断してしまうことがある
  3. 大切なのは子どもたち選手と「おなじ」を感じる力
  4. 視点を尊重し、問いかけや対話を通じて彼らが感じているものを理解する

 

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