
ついつい僕らは「やらなきゃ」と、
理由をつけて行動をしてしまいがち。
朝早くおきなきゃ、
勉強しなきゃ、
ダイエットしなきゃ、
部屋の掃除しなきゃ、
洗濯しなきゃ、
ご飯つくらなきゃ。
けれど、
「しなきゃ」で考えると
やる気を維持することが
難しくなってしまいます。
子どもたち選手もそう。
練習しなきゃ、
走らなきゃ、
もっと努力しなきゃ、と考えると、
なかなかやる気を継続することが
できません。
けれど、
最初の頃はそんな気持ちでは
なかったはず。
美味しそうにご飯を全部
食べてくれたときに
「また作ってあげたい!」
と感じたように、
「暗くなってもまだやりたい!」
と、ボールを追い続けていたように、
最初は「やらなきゃ」ではなく、
「やりたい」だったはず。
この「やりたい」という
気持ちを思い出すことで、
やる気も行動も
長続きすることができます。
そのために大切なこと。
それは、
最高にうまくいっているイメージを
想像すること。
おいしい食事を囲んで、
家族みんなが喜んでいる姿を
イメージすると、
料理を作りたくなるものですし、
スタジアムで素晴らしいゲームを
観戦した帰り道には、
すぐにでもボールを蹴りたくなります。
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今日が人生最後の日だったら、
今日やろうとしていることをやりたいか?
ー スティーブジョブズ
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僕ら大人も、
日常生活やお仕事の中で、
「やらなきゃ」を
選択しなければいけないことは
たくさんあります。
けれど、まずは
「やらなきゃ」と「やりたい」を整理し、
「やりたい」の比重を高めていくこと。
そのためには、
5年後や10年後に
最高にうまくいっている
自分をイメージする。
その上で、
今日の活動や行動は
理想の未来に近づいていると
感じることができれば、
「やらなきゃ」も
「やりたい」に徐々に
変化が訪れるはずです。
「10年後はバルセロナで
1試合1点とるストライカーになりたい」
そうした未来のイメージを持っている
選手は僕らが何を言わなくても
練習します。
サッカーが好きで、
練習とも思っていないかも
しれません。
練習しなきゃではなく、
練習したくなる未来をイメージする
時間をつくりましょう。