
自分たちの思い通りに物事が進めば進むほど、
ストレスが軽く、いつも通り試合に臨むことができます。
ですので、
あらかじめ大会会場のピッチのコンディションやサイズ、
いつもと同じところや違うところ、
トイレなどの場所を把握しておくことで
心への負担を和らげることもできます。
けれど、
いつも自分たちの思い通りに物事が進めばいいのですが、
トラブルやアクシデントで、スムーズにいかないこともあります。
そのような思い通りにいかない時に、
その状況を「楽しめるかどうか」が試合に影響するかもしれません。
トラブルは竹の節みたいなもの。
あとになると、思い出にいい味わいを添えてくれる
ー 斎藤茂太
海外での試合は
アクシデントやトラブルがつきものです。
食事の時間に行っても、
料理が提供されていなかったり、
日本とのホテルの違いに驚かされたり。
フライトで、
スーツケースがなくなってしまったり、
試合会場のピッチが想定と全く違ったり。
そうした状況を「どう捉えるか」によって、
その後の気持ちや行動に変化が起こります。
「最悪だ、なんで思い通りに行かないのだろう」
と考えてもイライラが募るばかり。
「どのようにすれば、この状況を楽しめるだろう?」
「このトラブルからのメッセージは何だろう?」
と考えることで、
アクシデントやトラブルを経験に変え、
スポーツ人生をより豊かにすることができます。
子どもたち選手と一緒に
どんな状況をも「楽しむ」気持ちを育みましょう。