子どもたち選手が
目標をつくるときに最も大切にしたいことは、
「本人自らが目標をつくること」です。
「自分で決めたこと」でないと、
なかなかやる気は続かないですし、
やらされ感を抱くばかりか、
目標に到達できなかったときに、
「コーチがやれといったから」
と、人のせいにしてしまいます。
僕ら大人も、
子どもたち選手も、
人は誰かから与えられた目標よりも、
自分自身の内側からこみ上げてくる目標でやる気が高まり、
自ら行動を起こすことができます。
この内側からこみ上げる思いを高めるためには
「選択肢を奪わないこと」が重要です。
僕ら大人やコーチから
あれこれ言われて練習や宿題をするのではなく、
自分で計画し、
目標を立て、
行動していく。
そうした選択の自由がある状態だと
やる気が継続しやすくなります。
自分の運命は自分で管理しなさい。
でなければ、
あなたはだれかに
自分の運命を決められてしまう。
– 稲盛和夫(京セラ、KDDI創業者)
僕らはついつい先回りをして、
「じゃあ次のテストは80点を目指してみよう!」
「次は1点取ろうね!」
「全国大会に出よう!」
と、
僕ら大人が望む姿を
子どもたちに押し付けてしまいます。
「いやだ!60点がいい!」
「いやだ!アシストがいい!」
「いや、まずは1回戦を突破したい!」
ちょっと大げさですが、
子どもたちが「NO」と言えるような、
選択の自由があれば問題はありません。
けれど、
ついつい選択肢を奪い、
「ほんとうはやりたくないけれど」というような、
気持ちを削ぐ感覚を与えてしまっているかもしれません。
「次の大会で、どこまで行けたら最高?」
「そのためにできることは何がある?」
「どんな準備をしようか?」
質問を意識することで、
自然と目標について考えることができます。
子どもたち選手の
「自分で決めている」という感覚を
大切にしましょう。
◎ポイント
・目標は子どもたち自身がつくることがやる気につながる
・そのためには「選択肢を奪わない」ことが重要
・内発的なやる気は「自己決定感」
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