「なぜ?」と問いかけて、目的を思い出そう。

Golden geschnitten

たとえば、
東京から名古屋に行く方法は
たくさんあります。

飛行機で行くこともできますし、
新幹線でも、
車でも行くことができます。

「名古屋に行く」という目的を、
飛行機、新幹線、バス、
という手段で達成することができます。

けれど、
これが子どもたちのスポーツになると
この「手段」や「方法」にまどわされ、
いつしか手段が目的へと
すり替わってしまいます。

あるチームは
練習時間の短さから
他のチームとの実力の差を感じていました。

練習時間が短いことで、
もっとも影響を受けていると
考えていたのは

「持久力」

練習試合や大切な試合になると、
決まって終盤に力つき、
勝っている試合も落としてしまうのです。

「そもそも練習時間が極端に
 少ないんだから持久力なんてつかないよ…」

と、
選手も監督も
半ば諦めていました。

けれど、
ここからが凄いんです。

そもそも、

「なぜ、体力が必要なんだろう?」

「体力がなくても
 最後まで走り抜けないのかな?」

彼らの目的は

「最後まで走り抜くこと」

そこで考えだしたのが

「疲れない走り方をマスターする」

ということです。

最後まで走り抜ける体力を
持久走やマラソンなどで
トレーニングすることは
目的ではなく手段。

「走り抜く体力をつける」

のではなく、

「疲れない走り方を身につける」

彼らは、
目的を達成するために
考えに考え抜いた結果、
新しい手段を見つけました。

目的を見つけよ。
手段はついてくる。
ー マハトマ・ガンジー

僕ら大人も子どもたち選手も
目の前のできごとに集中するがあまり、
本当の目的を見失い、
手段や方法にとらわれてしまいます。

子どもたち選手が
持っている力を最大限に発揮することが
目的のはずなのに、

いつしか、
戦術や戦い方といった手段が
目的にすり替わってしまいます。

つねに、

「目的は何だっけ?」

「なぜ、これをするんだろう?」

と問いかけ、
目的を達成するための
手段を柔軟に見つけましょう。



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