子どもたち選手は「何を言ったか」でなはく「何をしているか」を見てる。

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「真剣にやりなさい」
「好き嫌いしちゃダメ」
「集中して取り組みなさい」

僕ら大人が
口を酸っぱくして伝えているのに、
それが子どもたち選手に
伝わらないのはなぜでしょう。

子どもたち選手は心をもつ人間

もし、機械であれば、
「こうしなさい」と指示すれば、
その通りに動いてくれるかもしれません。

また、選手も
一瞬は指示通り動いてくれたとしても、
それが長続きすることはほとんどありません。

信頼している人に褒められれば、すごく嬉しいし、
アドバイスをしてもらえば、頑張ろうと思うし、
お礼を言われれば、やってよかったと思うし、
たしなめられれば反省します。

けれど、
信頼を寄せてない人に
褒められても嬉しくないですし、
励まされても「なんで、あなたに言われるの?」
と思うかもしれませんし、
叱られると反発したくなるかもしれません。

おなじことを言っても、
「誰が言うか」によって意味が変わります。

そう考えてみると、
いかに子どもたち選手に伝えていることを、
僕ら自身も誠実に取り組んでいるかが
とても大切です。

あの有名なマズローも

「俳優のように演技をしてみせたところで、
なかなか欺けるものではない。
人間は意識レベル、
あるいは無意識レベルにおいて、
相手が演技していることや
行動によって示そうとしている気持ちが
本心でないことをどういうわけか見抜いてしまうのだ」

と言っています。

透明になって真実に生きていれば、
それがいつか必ず真実となってあらわれます。
だから、わたしたちに今できることは、
ただ精一杯、毎日を
真面目にていねいに生きていく、
これだけだと思うのです。
ー 佐藤初女

「将来、どんな人になって欲しいだろう?」

「どうすれば人間性を高められるだろう?」

僕ら大人も
人間性の高い人に触れていると、
少しずつ自然と影響を受け、
「こんな人になりたい!」
と、行動が生まれ、人間性が高まるように、

子どもたち選手は
僕ら大人の影響をたくさん受けています。

そうであれば、
子どもたち選手に「こうしなさい」と伝えると同時に、
僕ら大人が変われることも、
たくさんありそうですよね。

すでにできているから信頼するのではなく、
一緒になって取り組んでくれるから信頼が生まれます。

完璧であることが大切なのではなく、
実践していることが大切です

子どもたち選手に
伝えていることを、
僕ら大人も誠実に実践しましょう。

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