選手の力を引き出すプラス思考とマイナス思考

 

思考を選択する

  
前向き思考と後ろ向きな思考、
プラス思考とマイナス思考は
車に例えるとわかりやすいかもしれません。

ポジティブが「アクセル」
ネガティブが「ブレーキ」としたときに
どちらも重要な要素です。

大切なことは、
自分で思考を選択すること。

たとえば、海外で見るような
ずーーーっとつづく直線の道路を
想像してみて下さい。

どこまでも真っすぐつづくこの道路で
ブレーキはあまり必要がないかもしれません。

法定速度ギリギリまでスピードを出すことで、
爽快感を楽しむことができます。

一方で、
日光のいろは坂のような山道で
ブレーキを使わずに、
アクセルいっぱい踏み込めば、

すぐさま谷の底に転落し、
大怪我してしまいます。

いまはアクセルを踏むべきか、
ブレーキを踏むべきか、
自分で考え選択することが大切ですよね。

子供たち選手のスポーツでもおなじ。

ペナルティキックを蹴る際に

「外したらどうしよう・・・」

とマイナスに考える選手よりも

「絶対決める!」

とプラスに考える選手の方が
より実力を発揮できます。

けれど、
プラス思考でしか考えられない選手は
ちょっと注意が必要。

絶対に負けられない戦いを前にして
プラス思考の選手は

「大丈夫大丈夫!!
 やればなんとかなる!!」

と、安易に考えてしまいがち。

そうすると
慎重さが欠け、油断につながり
ミスや敗戦を招くかもしれません。

ときにはマイナス思考を発揮し、
最悪の状況を想定して
試合に臨むことが大切です。

そうすることで、
よりアイデアや改善策が
見つかります。

 
物事には必ず、
ポジティブな面とネガティブな面の
両方があります。
その両サイドを見られるようになると、
物事の本質がつかめてきます。
ー 本田建(作家)



スムーズな運転をするには
アクセルとブレーキのバランスが
大切です。

子供たち選手が成長し、
実力を最大限に発揮するためにも
プラスに考えることと
マイナスに考えることのバランスが大切。

子供たちが自分で思考を
選択できる環境を整えましょう。

>>> マイナスもプラスも選択できる環境を整えていますか?

>>> ブログの記事をダウンロードできます(PDF)

ぜひあなたのSNSでシェアしてください!