
試合後の反省会や振り返りは
負けた試合に対する感情や悔しさを味わい
成長の機会とするために重要です。
しかし、注意すべきは
チーム内で交わされる言葉の選択です。
責任を押し付け合うことで
成長の力を奪ってしまうこともあります。
責任は「押し付けるもの」ではなく
「引き受けるもの」です。
自分の範囲内で責任を引き受け
改善点やアイデアを提案し合うことで
チームの士気を高め、お互いの成長を支え合えます。
スタンドからの声援が選手に勇気を与えるように
私たちはお互いに影響を与え合っています。
自身の責任について考え
「もし100%の責任があるとしたら、何ができただろうか?」
と挑戦しましょう。
チームスタッフと選手が
一丸となり
責任を引き受け合うチームを目指しましょう。

試合に負けてしまった後の
反省会や振り返り。
誰もが勝利を目指して臨んだ試合。
その試合に
負けてしまったのですから、
すぐに切り替えるのではなく、
まずは
じっくりと、
その悔しさや感情を味わうことが大切です。
けれど、
注意したいのは、
反省会や振り返りの中で、
どんな言葉がチームの中で飛び交っているのか。
敗戦に繋がった
失敗やミス、
粗を探し、
「お前があんなプレーしなければ!」
「お前のせいで」
「なんで、あんなことしたんだ!」
と、
責任を押し付け合ってしまっては、
成長する力をお互いに奪い合ってしまいます。
本当に強いチームは、
夢を見るのではなく、
できることをやるものだ。
ー イビチャ・オシム
責任とは、
「押し付けるもの」ではなく、
「引き受けるもの」。
チームの中で
「あれは、自分の責任だった。
次は、こうしたいと思う。こんな協力をしてくれないかな?」
と、
自分の手の届く範囲で、
責任を引き受け、
次の改善点とアイデアを伝え合えると、
チームの士気は高まり、
お互いに成長を支え合うことができます。
スタンドからの声援が、
ピッチの中にいる選手に勇気を与えるように、
僕らはお互いに影響を与えあっています。
「もし、
自分に100%の責任があるとしたら、何ができただろう?」
チームスタッフ、
選手一丸となって、
責任を引き受けあえるチームを目指しましょう。
◎ポイント
・責任とは「押し付けるもの」ではなく「引き受けるもの」
・粗探しをはじめると、成長のエネルギーを奪い合う
・もし、自分に100%の責任があるとしたら、何ができただろう?
の質問に答えあってみよう
◎まとめ
- 負けた試合に対する感情や悔しさを味わうことが重要
- チーム内での言葉選びに注意する必要がある
- 責任を「引き受ける」ことで得られる学びを重視しよう
- 責任を引き受けたうえで、提案し合うことがチームの士気や成長を支える
- お互いに影響を与え合っていることを自覚して互いにかかわろう