子どもの創造力を育む「好奇心手帖」

 

 

  • 子どもの創造力を高めたい
  • 好奇心を持って物事に取り組んで欲しい

 

子どもの創造力を高めたいけれど、
どんなことからはじめたらいいの?と悩む方も多いかもしれません。

創造する力がある人の特徴に
「知らない」ことを知っていること
があると言われています。

この記事では、
日本代表チームから地域で1勝を目指す選手まで、様々な子どもと関わっている僕が「創造力を育むヒント」についてお伝えします。

本などでも紹介している内容ですので、
子どもの創造力を高めたいと悩んでいる方はぜひお読みください。

 

 

 

創造する力のある人の特徴のひとつが、
「知らない」ことを知っていること、と言われています。

自分には知らないことがあることを認め、
自分の中にある常識や固定概念に対し、
「本当にそうだろうか?」と問いかけること

創造力を発揮しています。

 

街を歩けば

  • 「なぜ、あのお店は人気があるのだろう?」
  • 「なぜ、みんな下を向いて歩くのだろう?」
  • 「なぜ、あの子は困った顔をしているのだろう?」

と、まるで4歳児の子どものように
物事に興味や好奇心を持って探求しています。

 

けれど、反対に、
一度「知っている」と頭が判断してしまうと、
その先の答えを考えなくなるとも。

 

答えのわかった迷路をわざわざ、
「他のルートもあるかもしれないぞ!」
と、やり直すことはあまり多くないように、

答えが見つかった途端、
僕らの頭は思考が停止してしまいます。

  
 

 

 


知らないと平気で言えることは、
疑問を抱き、質問するための最初のステップですから。
ポール・ベネット(IDEO CCO)

 

  
 

僕らが職場の上司から与えられた仕事を
こなすことに四苦八苦するように、

子どもたちも、
やらされている授業やトレーニングに
意味や目的を見出すことは難しいものです。

 

一方で、
自ら興味を示し、
好奇心を持って「なぜ?」と
自分で考え出した質問には、
人は夢中になります。

 

 

  • あなたは、最近、どんなことを不思議に思いましたか?
  • 「なぜ?」と問いかけたことはどんなことがありましたか?
  • どんなことに夢中になっていますか?

 

 

4歳の子どもは
僕たちにたくさんの質問を投げかけます。

 

  • 「パパはどうして今日、お出かけしないの?」
  • 「どうして雨が降っているの?」
  • 「どうしたら雲ができるの?」
  • 「虹はどんな味がするの?」
  • 「虹を食べた人はどうなるの?」
  • 「どうしてパパは知らないの?」
  • 「おじいちゃんに勉強しなさいって言われなかったの?」

 

ついつい、
「そんなことは良いからもっと真面目なことを考えなさい」
と、言いたくなるかもしれません。

けれど、
その好奇心の種には、
のちに素晴らしい芽となるものもたくさんあります。

 

とはいっても…という方のために、
オススメの方法は「好奇心の手帖」をつくること。

 

  • 「なぜ?」
  • 「どうして?」 

 

と疑問に思ったことは、
そのノートに書き込んでいきます。

 

そして、
時間を見つけては、
その答えを一緒に考えるのです。

 

そうすることによって、
子どもたちは自ら学びたいことに夢中になって取り組み、
成長していくのと同時に、

子どもたちの好奇心は、
僕らのすでに知っているという「固定概念」を
崩してくれ、創造力を磨くきっかけ
をくれます。

子どもたちと一緒に「好奇心の手帖」をつくって、
お互いに学び合いましょう。

 

 

 

 

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