「もっと人生を大切にしなさい」
その言葉を、
道端ですれ違っただけのおじさんから言われるのと
大切な両親から伝えられるのとでは受け取り方が変わってきます。
戦争を体験しているおじいさんから言われたら、
さらに違ってくるかもしれません。
「何を伝えるか」はもちろん大切ですが、
「誰が伝えるか」もとても重要です。
誰が伝えるかによって、
すんなりと心に響くこともあれば、
一方では、
最初から固く心を閉ざしてしまうこともあります。
言葉とは何を言うかではなく、
誰が言うかに尽きる。
その誰がに値する生き方をしたい。
ー イチロー
「中学校生活はあっという間だから、
いまの時間を大切にした方がいいよ。」
中学校1年生や2年生に時間の貴重さを伝えるためには、
誰が伝えるのがもっとも効果的でしょうか。
お父さんやお母さんも過去に中学生だったわけですし、
コーチや監督も同じです。
でも、
僕ら大人がいくら口を酸っぱくして
「もっと時間を大切にしなさい」と伝えても、
なかなか子どもたちの心に響きません。
けれど、これが先日、
中学校生活最後の大会を敗戦した先輩からの言葉だったらどうでしょう。
「とても悔しかった」
「もっと取り組み方を考えたらよかった」
「もっと真剣に練習すればよかった」
その言葉に詰まった経験は、
僕ら大人の「それ」よりも臨場感があり、
子どもたちの心に響くかもしれません。
必要なプレーが
タイミングや場面によって変わるように、
効果的に伝えられる人も、
タイミングや場面によって変わります。
「もっとも伝えるのにふさわしい人は誰だろう?」
その学びを伝えるにふさわしい人から伝えましょう。
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