ラグビー日本代表「キャプテンの心得」

Rugby

ラグビーでは基本的に試合中の主だった指揮は
実際に試合に出ているキャプテンが行います。

つまり、
監督は試合前やハーフタイムにアドバイスを送るだけ。
ほとんどは選手に任せるというスタイルです。

以前、テレビ番組に当時のラグビー日本代表
廣瀬俊朗主将が出演していました。

そこで大切にしている「キャプテンの心得」がこちらです。

◎ラグビー日本代表キャプテンの心得
1. 率先して行動する
2. みんなを信じる
3. 小さいことを積み重ねる

1. 率先して行動する

誰よりも早くグランドに向かい、
背中を見せることが大切だと思っています

僕ら大人も自分が出来ていないのに、
ついつい子どもたち選手には求めたり指摘してしまうことがあります。

「好き嫌いしちゃだめだよ」
「信号は青で渡ろうね」
「落ちてるゴミを拾おう」

大切なことは実践者であり続けること。

「僕もやってるから一緒にやろう」

そんな姿が子どもたち選手はもちろん、
チームメイトを動かす原動力になります。

2. みんなを信じる

どんな時もメンバーを信じて、
調子が悪そうな時も頭ごなしに怒らないようにしています。
練習のミスはもしかしたら家庭や日常生活に問題があるのかもしれません。

「なにやってるんだ!」
「しっかりやれ!」と怒鳴ることは簡単です。

けれど、
失敗するには失敗するなりの理由があるかもしれません。
その理由を知ろうとする努力なくして頭ごなしに怒鳴りつけてしまうと、
「あのコーチは何にもわかってくれない」と、選手のやる気も半減してしまいます。

3. 小さいことを積み重ねる

チームには50人くらいの選手がいますが、
必ず全員と会話をするようにしています。

チームにとって大切なもの。
それはお互いを信じる力、つまり信頼関係です。

信頼関係という土台がなければ、
どんなテクニックや戦術を駆使してもいずれ崩れてしまいます。

会社や企業でも信頼関係がなければ
「やらされ感」だけが積み重なってしまいます。

大切なこと。
それは、どんな短い時間でもいいから信頼関係を深める行動をすること。
廣瀬俊朗選手の答えが必ず全員と会話をすることなのかもしれません。

その他にも
円になってスパイクをみがいて
試合のスイッチを入れる工夫をしたり、
余白の時間に気持ちを共有したりと、

「みんなでこのチームのために勝ちたい」

と思ってもらえるようなアイデアを常に実践しています。
僕らも出来ることから取り入れ、実践して行きましょう。

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