
練習やトレーニングを終えたあとの子どもに
どんな声をかけていますか?
「どうだった?」「うまくできた?」と
聞くこともあるかもしれませんが
実はその“ひとこと”次第で
子どものやる気や自己肯定感は大きく変わります。
今回は、練習後に子どものがんばりをしっかり認め
自信につなげる「ひとこと質問」の活用術をご紹介します!

■ なぜ「質問」が効果的なの?

子どもは「がんばったね」と褒められることもうれしいですが、自分自身で「今日の自分、よくやったな」と感じることが、もっと大きな力になります。
問いかけることで、「自分の中の成果」「がんばったこと」に気づき、それを言葉にすることで、やる気がさらに育つのです。
■ 練習後のおすすめ“ひとこと質問”

●「今日、一番がんばったことって何だった?」
→ 自分の努力を振り返ることができ、達成感が高まります。
●「うまくいったこと、ひとつだけ教えて!」
→ 小さな成功を見つけて、前向きな気持ちを引き出せます。
●「ちょっと成長したなって思った瞬間、あった?」
→ 意識の中に“自分の変化”を刻み込むきっかけに。
●「またやってみたいこと、ある?」
→ 楽しさや意欲につながり、“次”へのモチベーションが生まれます。
●「今日のがんばり、誰に見せたい?」
→ 自信と自己表現の力が育ちます。
■ 声かけのポイント

・正解を求めず「へぇ〜」「それすごいね」と受け止める
・うまく答えられなくても、「それでもがんばったね」とねぎらう
・答えたことに対して具体的にほめると、満足感がアップします

■ 最後に
練習後の“ひとこと質問”は、子どもの「がんばった気持ち」を自分で見つけ、育てるための魔法のスイッチです。
ただ「どうだった?」ではなく、
「今日、一番がんばったことって何だった?」と問いかけるだけで、
練習の終わりが“次につながる自信の時間”に変わります。
ぜひ今日の練習後に、試してみてくださいね!