新学期が始まり
家庭でも新しいリズムが生まれるこの時期。
「お手伝いしてほしいな」と思っても
「え〜、めんどくさい…」と渋る子どもの姿に
ついイライラしてしまうこともありますよね。
でも実は、ちょっとした“問いかけ”で
子どもが自分から「やってみようかな」と思えることもあるんです。
今回は、子どもの「やる気」を引き出す“お手伝いの質問術”をご紹介します!
お手伝い=成長のチャンス!

お手伝いは、子どもの「責任感」「達成感」「家族の一員としての自覚」を育てる大切な機会です。
とはいえ、指示ばかりだとやる気は出ません。
子ども自身が「やってみたい」「できるかも」と思えるような“問いかけ”が、行動のスイッチになります。
おすすめの質問例

●「これ、〇〇がやってくれたら助かるな。どっちがいい?」
→ “やる or やらない”ではなく、“どちらをやる?”という選択肢を与えると、自主的に動きやすくなります。
●「この中で、自分にできそうなことはある?」
→ 自分で役割を選ぶことで責任感が育ちます。
●「昨日よりちょっと早くできるかな?挑戦してみる?」
→ ゲーム感覚の声かけで、楽しんで取り組めます。
●「お手伝い終わったら一緒に〇〇しようね」
→ 先に“ごほうび”ではなく、“一緒に過ごす時間”を提示すると、やる気につながります。
NGな声かけに注意!

×「なんでやらないの?」「早くやりなさい!」
→ 命令口調や責める言い方は、反発ややる気の低下につながります。
×「ちゃんとできるようになりなさい」
→ 完璧を求めるとプレッシャーになり、「やりたくない」気持ちが強くなってしまいます。
お手伝いが“楽しい”になるコツ

・感謝の言葉をしっかり伝える
「〇〇のおかげで助かったよ!」「すごく丁寧だったね」など、具体的に褒めると、次もやる気になります。
・失敗も経験として受け入れる
うまくいかなかった時も、「初めてだから大丈夫」「次はこうしてみようか」とポジティブに受け止めてあげましょう。
・親も一緒にやってみる
「一緒にやろう」と声をかけるだけで、お手伝いは“家族の時間”に変わります。
最後に
お手伝いは、単なる作業ではなく、子どもが成長する大切なチャンス。
“どうやらせるか”ではなく、“どう関心を引き出すか”がカギです。
今日からぜひ
「どっちをやってみたい?」
「これ、お願いしてもいい?」といった質問で
子どものやる気のスイッチを押してみてくださいね!