「何を言うか?」の前に大切なコミュニケーションの心得

 
 
子どもたち選手との
コミュニケーションを考えるとき
 
「何を伝えるか?」
 
といった
内容について注目することが
多いかもしれません。
 
 
もちろん、
コミュニケーションの内容(コンテンツ)を考えることは
とても重要ですが、
 
それだけでは
子どもたちに変化が起きず、
動いてくれないことがあります。
 
 
なぜならば、
子どもたちやチームメンバーが動いてくれない原因は
 
「内容」ではなく、
「感情」にあるからです。
 
 
 
「どうせ、コーチは僕のことをわかってくれない」
 
「私がいくらやってもチームの結果は変わらない」
 
「やっぱりこのチームでは自分は大切にされていない」
 
 
 
これらの言葉に代表されるように、
チームやチームのメンバーに対するネガティブな感情が、
コミュニケーションの内容に対する
「理解」や「共感」、
その先にある行動を阻害していることがあります。
 
 
 
こうした状況の中では、
「何を伝えるか?」について、
いくら工夫をしても、
 
子どもたちは聞く耳を持たず、
跳ね返されてしまいます。
 
 
子どもたちに対して、
「何を」伝えるかを変えるのではなく、
「誰が」伝えるかを変えなくてはいけません。
 
 
 
 
 
言葉とは『何を言うか』ではなく
『誰が言うか』に尽きる。
その『誰が』に値する生き方をしたい。
ー イチロー
 
 
 
 
あなたにも、
 
「あなたに言われたくない」
という反発心が生まれる一方で、
 
「この人の言うことなら」
納得や共感が生まれることはないでしょうか。
 
 
おなじことを言われたとしても、
「誰から言われたのか」によって、
言われた側の感情は大きく変わってきます
 
 
 
  • どうすれば信頼関係を築くことができるだろう?
  • どうすれば、安心して取り組んでくれるだろう?
  • あなたが信頼している人の共通点は何ですか?
 
 
 
「何を言うか」を大切にすると同時に、
「誰が言うか」を磨いていきましょう。
 
 
 
 

◎ポイント

 
  • 内容の前に信頼関係を築くこと
  • 信頼関係は日々の関わり合いの中から生まれる
 
 

◎しつもん

  • どうすれば信頼関係を築くことができるだろう?
  • どうすれば、安心して取り組んでくれるだろう?
  • あなたが信頼している人の共通点は何ですか?

 

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