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「気合い」を教えることって
難しいですよね。
お子さんの「気合い」について考える際、
一緒に「気合いってなんだろう?」と対話し、
個々の感じ方を
尊重することが大切です。
質問を通じてコミュニケーションを深め、
お子さんの趣味や興味に焦点を当て、
楽しさを引き出すことが
「気合い」を促進する一歩。
ポジティブな経験を通じて、
スポーツや活動に対する楽しさを見つけ、
それが「気合い」につながるようサポートしましょう。
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読者の方から、質問が届きました。
質問は、
やる気のない我が子にどんな言葉をかけたらいいのでしょう?
です。
私の子どもは 小学5年生。男の子と女の子の双子です。
ふたりとも、剣道をしており、
息子は水泳の大会がメーンの選手コースで泳ぎ、
娘は大会に出ない育成コースで泳いでいます。藤代さんのしつもんメンタルで教わったように
「やりなよーっ」ではなく、
「どうなりたい?」に変えていくようにしてはいますが、
なかなか自分から主体的に…というところまでは至りません。剣道にしても、水泳にしても、
6年生という、一旦まとめの年になります。やらされているところから抜け出して、
剣道や水泳そのものに、
ひとつでも快感を見つけてくれたらいいなぁと思っています。いつも思うことがあります。
試合や大会での態度が
かなりクールで物足りないというか。
気持ちで負けているというか。「気合い、入れて!」と先生に言われるのですが、
もしかすると、「気合いの入れ方がわからない」のではないかと思うのです。私は体育会系なのですが、世代的にスパルタな方法で、
気合いの入れ方を学んだように思います。ただ、それは中学生で部活をやり始めてからのこと。
しんどい練習や稽古をすることで、
それが自信に繋がっていったように思います。今の稽古や練習は
そこまで、しんどいことをしているわけではありません。小学生で そこまでの意識は持てるのでしょうか。
意識の高い選手は、自分でいろいろ考えられるのかもしれませんが、
我が家の子どもたちでもできるとすれば、
どんな言葉がけをすればいいのでしょう。
ご質問ありがとうございます!
「気合いを入れる」って難しいですよね!
まずは、「気合いってなんだ?」という問いと向き合っている必要がありますし、
気合いという目に見えないものを作り出す、
自分なりの方法を持っていないと、
その状態には近づけないですよね。
改めて、
気合いって何だと思いますか?
分かりやすいメラメラと燃えた「気合い」もあれば、
静かに燃え続ける「気合い」もあるかもしれません。
そう考えてみると、
僕ら大人と子どもたちが考える「気合い」も違うかもしれませんね。
ですので、
まずできそうなことといえば、
「気合いってなんだと思う?」
「どうすれば、気合いってつくれると思う?」
「人によって気合いって違うと思う?」
という質問を通じて、
お子さんと対話してみるのもいいかもしれません。
>しんどい練習や稽古をすることで、それが自信に繋がっていったように思います。
その通りだと思います。
ただ、大前提として、「乗り越えたい」という気持ちが本人にあるかどうかがとても重要です。
僕らも全く好きになれないことに対して、
自分のエネルギーと時間を使って、
「絶対乗り越えてやる!」とはなかなか思えないように、
取り組んでいるスポーツや物事自体に
興味があって、好きで、乗り越えたい!という気持ちを持っていれば、
ちょっと負荷の高いトレーニングにも向き合えるかと思います。
ですので、
いますぐできそうなことといえば、
水泳や剣道のことに、
より興味を持ったり、好きになれそうな
機会を作ることがいいと思います。
大きな大会に足を運んでみたり、
有名な選手のTVや本を読んでみたり、
他のスポーツに触れてみるのもいいかもしれません。
もっと上手くなりたいな。
このスポーツしてると清々しい気分になるな
楽しいな。
そんな気持ちになれるような
関わりやきっかけを作っていきたいですね!
◎まとめ
- 子どもにとっての「気合い」は個々に異なる可能性がある。
- 興味を持ったスポーツに対して、自主的に取り組みたいという欲求を育てる。
- 成果を出すためには、自ら「乗り越えたい!」という強い気持ちが必要。
- 彼らが楽しむことができる環境を整える。
- スポーツや活動に対するポジティブな気持ちや楽しさを見つける。
- その経験を通じて「気合い」を感じるようにサポートする。