目標達成のための柔軟さと勇気

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自分で決めた目標に
一生懸命に取り組むことで
子どもたち選手は
大きく成長することができます。

その一方で
常に周りにアンテナを張り
柔軟に軌道修正をしていくことが
とても重要です。

 

 

「これを実現する!」と決めて、
そこにまっすぐに向かっていくことで、
たくさんの経験を積み、成長することができます。

「全国大会で優勝したい」

そのために、
毎日やりたいことを決める。

達成したい目標も、
実現したい夢も、
心に誓った行動も、

自分で決めたことに
真摯に向き合って
いきたいものですよね。

けれど、
それとおなじくらい、
まわりにアンテナをはりながら
「軌道修正」すること
も、ときにはとても重要です。

僕たちも子どもたち選手も
ときに「決めたこと」に対し
執着しすぎてしまう
傾向があります。

「やると決めたんでしょ」

「目標を変えるなんてダメだ!」

「一度決めたことを変更するの?」

決めたことを重視しすぎるあまりに、
まわりの変化に気がつかず、

「なんか、ちょっと違うぞ?」

というセンサーが鈍ってしまいます。

それと同時に、
頭の中では「おそらく無理だ」という
目標のまま、
そこばかりに意識を傾けすぎると、
やる気もなくなってしまいます。

 

突っ走るだけではなく、
きちんと前を見て走りながらも、
周りの変化に敏感でなければならない。
また、「間違っていた」とわかったならば、
それを素直に認め、
その時点で必要に応じて、
すぐに軌道修正する勇気を忘れてはならない。
ー若田光一(宇宙飛行士)

 


自分で決めたことを取り下げることには
勇気
が必要です。

また、
自分が発言したことを
「間違っていた」と伝えることも勇気
が必要です。

けれど、
「決めたこと」「発言したこと」に執着をしすぎると、
バランス感覚を失い、
本当に達成したい目的を見失ってしまいます。

「目標は何のためにあるのだろう?」

「本当に得たいものは何だろう?」

「間違っていたと認めることで、得られるものは何だろう?」

自分一人で完結できるものであれば、
一度決めた目標を貫き通すことも可能かもしれません。

けれど、
たくさんの人が関わることは
おなじようにたくさんの変化があります。

自分の状況と、
まわりの状況をよく観察し、
柔軟に軌道修正する力を養いましょう。

 

◎まとめ

  1. 目標や夢に向かって決意を持ち、進むことで経験を積み、成長できる。
  2. 自分で目標を設定し、それに真摯に向き合うことが重要。
  3. 目標に過度に固執すると、周りの変化に気づかなくなる。
  4. 柔軟な軌道修正が必要で、目標の変更や誤りの認識に勇気が必要。
  5. 目標の本当の目的を見極め、変更することで新たな道が開け、成功に近づける。

 

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