練習や日常の
あらゆる瞬間で、
終わりを意識することが
質を向上させるポイントです。
同じ時間でも
終わりを意識して取り組むことで、
成長のスピードが変わります。
子どもたちに
質を大切にする習慣を
身につけさせるために、
練習の前に「終わり」を
意識する時間を大切にしましょう。
練習やトレーニングの
「量」を増やすことは少し限界があります。
エネルギーと時間は限られていますし、
やりすぎてしまうことで疲労がたまり、
怪我を招いてしまうかもしれません。
練習の量には限りがありますが、
練習の質を高めることは可能です。
そのポイントは、
終わりを意識すること。
「練習が終わったときに、どうなっていたら最高だろう?」
おなじ1時間だったとしても、
「終わりを意識して取り組む」のと、
「ただ漠然と取り組む」のでは、
おなじ1時間でも成長のスピードは異なります。
人生もサッカーも量じゃない。
質だ。
ー 三浦知良
練習やトレーニングに限らず、
これはどんなことにも当てはまります。
「これが終わった時に、どうなっていたら最高だろう?」
「どんな気持ちになりたいだろう?」
「どんな知識を身につけたいだろう?」
学校の授業や本を読むとき。
会社の会議やセミナーに参加したとき。
友達と遊んだり、旅行に出かけたとき。
1日の終わりや、
その時間の終わりを意識することで、
質を高めることができます。
1日24時間。
この量を変えることはできません。
けれど、その量の中の質を変えることはできます。
「終わったときにどうなっていたら最高だろう?」
子どもたち選手と質を高めるために、
練習の前に「終わり」を意識する時間をつくりましょう。
◎まとめ
- 練習の量には限界があるが、質を高めることは可能
- 終わりを意識して取り組むと、同じ時間でも成長のスピードが変わる
- 人生やサッカーは量よりも質が重要
- 日常のあらゆる瞬間で終わりを意識することで、質を向上させることができる
- 1日の終わりや時間の終わりを意識することで、質の向上が可能