階段は5段飛ばしではなく、1段1段登ってみる。

小学生からのメンタルトレーニング

笑うとリラックスできる


 「緊張した時は、まずは無理にでも笑うと良いんですよ。
  そうすることで副交感神経が刺激されてリラックスでき、
  試合前の緊張感をほぐす事ができます」
 「あー知ってる知ってる。
  なでしこジャパンも入場のとき笑ってるアレでしょ?
  そんなの常識でしょー。」
 「そうですよね 苦笑」
先日お逢いした監督さんとこんな会話をしていました。
僕のような若造にも心を開いて
熱心に話を聞いてださる素敵な方です。
数週間後、
時間が出来たので監督さんのチームの
試合を応援しに行くことができました。
そこで目に入ってきた光景。
それは、
子ども達が緊張でガチガチなんです(汗)
いつもと違う試合会場。
いつもよりおおいギャラリーの数。
慣れない環境とはいえ、
緊張してミスの連続。
それはそれは学びの多い試合でした。
試合後、監督に伝えました。
 「みんな緊張してましたね!」
 「そーなんですよ。
  笑う事の大切さはわかってるんですが、
  いざやるとなると・・・」

しってる。と、やってる。

知ってるとやってるは一文字違うだけなのに、
そこには大きな開きがあります。
 練習の前に目標を決めて、
 できれば紙に書いた方がいいらしい。
 練習の終わりに振り返りの時間を作って
 学びを深める事が大事らしい。
 他の人を喜ばせると、
 まわりまわって自分に返ってくるらしい。
色んな経験からこうした方が良い。
こうすることで成果が得られる。
ということを僕らはたくさん知っています。
けれど、自分自身に、
どこまでやれてる?と問いかけてみると、
実は出来ていない事が
たくさんあることに気がつきます。
お風呂後に10分間やると決めたストレッチ。
週に3回行くと決めたジム。
こうすれば良好なカラダのバランスを保てると
「知って」いても、
なかなか行動に移せない事があります。
(恥ずかしながらこれは僕のことです 笑)

ゴールは小さく分けて達成する

僕にとってお風呂後にやるストレッチは
階段5段目くらいの高さのイメージ。
そこに「せーのっ!」とジャンプしても
5段目に着地するのは難しい。
仮に着地したとしてもバランスを崩して
階段を転げ落ちちゃうかも。
5段目に到達する方法。
ジャンプも良いけど、
1段ずつ登る方が
確実に到達する可能性はあがります。
 1段目:リラックスする音楽をかける
 ↓
 2段目:汗をかいても良い服をきる
 ↓
 3段目:とりあえず床にすわる (笑)
 ↓
 4段目:ストレッチするとどんな良い事があるかイメージしてみる
 ↓
 5段目:やってみる
これはあくまでも僕の例ですが(笑)、
小さく分けると、どうすれば達成できるのか
イメージしやすくなる
と同時に、
どこでつまづいているのかも
把握できる
ようになります。
音楽をかけて服もきたけど、
床に座んなかったのか。
ストレッチするとどんな良い事があるのか
イメージできなかったのか。
つまづいたポイントがわかれば
そこの階段も小さく分けてあげることで、
さらに階段が登りやすくなりますよね。
 「試合だけなんて考えが甘かったです。
  これからは練習中も笑顔を心掛けますよ」
試合前に笑顔でリラックス。
そのために出来る事は?と問いかけた監督の答え。
 「いいですねー。そのために出来る事はなんでしょう?」
5段ジャンプもいいけれど、
1段1段を意識して
小さくわけて考えましょう。
そうすることで中々続かないことも、
達成しやすくなります。


難問は分割せよ。
デカルト(仏 哲学者・数学者)


>>> 目標を小さくわけていますか?




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2012年9月17日 しつもんメンタルトレーニング講座
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http://shimt.jp/event/0908shimt 
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