5月5日は「こどもの日」。
健やかな成長を願い
子どもたちのがんばりや個性を
あらためて見つめ直す、大切な節目です。
この日、プレゼントやごちそうも素敵ですが――
もっと心に残る贈りものが
「君のここがすごいね!」と伝える“質問の言葉”です。
子ども自身が「自分の価値」に
気づく瞬間をつくることこそ
何よりのプレゼントになるかもしれません。
今回は、こどもの日に贈りたい「君のすごさを伝える質問」をご紹介します!
なぜ“質問”がプレゼントになるの?
親から「褒められる」ことも嬉しいけれど、自分の言葉で“自分のよさ”に気づけた時、子どもの中に自信がしっかり根づきます。
問いかけを通じて、「あ、自分って頑張ってるかも」「ここが得意なんだな」と実感できると、将来への前向きなエネルギーが湧いてきます。
こどもの日におすすめの質問
●「最近の自分で“ちょっと成長したな”って思うことある?」
→ 自分の変化に気づけると、ぐっと自信につながります。
●「まわりの人から“いいね”って言われたことって何か覚えてる?」
→ 他人の視点から、自分のよさを再認識できます。
●「自分って、どんなところがすごいと思う?」
→ 自己肯定感を育てるために、とても大事な問いかけです。
●「〇〇(親)から見て、君のここがすごいって思うよ。自分ではどう思う?」
→ 親からの“具体的なフィードバック”は、安心感と誇りを育てます。
●「この1年で、がんばったことってどんなことがある?」
→ 成長をふり返り、積み上げた経験を言葉にできます。
会話を深めるコツ
・タイミングは「のんびりした時間」に
お風呂のあと、寝る前などリラックスできる時がベストです。
・「質問して終わり」にしない
「そうなんだね」「それ、いいところだよね」と反応を返してあげましょう。
・親の視点も伝える
「ママから見ると、君の○○なところがすごいなって思うよ」など、親の言葉もセットで伝えると効果的です。
最後に
「こどもの日」は、子どもが「自分って大事にされてる」と感じる日であってほしい。
そのために、親が“気づかせる質問”を通じて、「君はすごいね」「君のがんばり、ちゃんと見てるよ」と伝えていきましょう。
今日の質問が、子どもにとって“自分を好きになるきっかけ”になりますように。