本日はチームでフォローし合える
環境のつくり方についてお伝えしますね。
長所・短所を話し合える場をつくろう。
お仕事を辞める理由として
もっとも多くのものが「人間関係」だそう。
「あの人とはあわないんですよ」
「彼女はちょっと苦手で・・・」
人間関係で悩む方は
たくさんいらっしゃいます。
子どもたち選手も、
人間関係の質が悪く、
チームとして結果を出せない、
ということが多々あり、
どうすればより良くなるだろう?
と、いつも環境づくりには
注意しているつもりですが、
僕ら大人同様、
子どもたちの世界にも
実にたくさんの理由があります(笑)
「あの子の良い方が納得いかない」
「あいつはいつもちょっかい出してくる」
「あいつはいつも自分勝手なんだ」
チームとして戦うために
最低限のポイントになるのが、
一人一人それぞれの弱みについて
話し合える空間になっていること。
お互いにそれがわかれば、
チームとしてフォローしようという
話にもなりますよね。
乙武洋匡さんの小説
「だいじょうぶ3組」の中で、
金子みすゞさんの詩の一部
「みんなちがって、みんないい」を取り上げ、
子どもたちがそれぞれ、
「できないこと」と「できること」を
発表して行くという授業のシーンがあります。
こうして伝え合うことで、
それぞれの子どもたちの「らしさ」が際立ち、
お互いの顔がよく見えるようになります。
子どもたちは意外と
自分の強みや弱みを意識しています。
「これは結構できるけど、
こっちは苦手」
「これは得意だけど、
これは全然できない」
そうして強みと弱みをお互いに知り、
理解する環境が出来れば、
チームとして団結しやすくなります。
選手たちが活躍できる環境をつくる
– 奥寺康彦(元日本代表サッカー選手)
僕ら大人同様、
子どもたち選手もついつい、
自分が出来ることは、
他の選手にも求めてしまいがちです。
その一方で、
他の選手ができて
自分が出来ないことを指摘されると
やる気を一気に落としてしまいます(笑)
「できること」と
「できないこと」を
整理して伝え合える環境をつくりましょう。
>>> 弱みを伝えられる環境になっていますか?