まとめコラム「言葉の力」で子どもが変わる
しつもんメンタルトレーニングではいままでに
1000記事以上ものコラムを紹介しております。
興味やご関心のある記事をご覧くださり、
実際の生活や、子どもたち選手のサポートやトレーニングに活かして頂けたら
とても嬉しいのですが、
それにしても記事数が多くて、
探すのも大変です。
そこで!
あるテーマをもとにまとめ記事をつくりましたので、
ぜひご覧ください!
今回のテーマは「言葉の力」です。
目次
●口グセが試合の結果を決める
●言葉が競技力やパフォーマンスに影響を与える実験結果
●子どもと感謝日記をはじめよう!
●言葉の力を引き出すワーク その1
●ポジティブな言葉をかけよう!
●言葉の力を引き出すワーク その2
口グセが試合の結果を決める
「水は答えを知っている」(江本 勝 著、サンマーク文庫)という本をご存知ですか?
何でもない普通のお水なのに、
「話す言葉」によって結晶の美しさが変わるという内容の書籍です。
とある小学校で、ビンの中にお米を入れ、
・ひとつのビンには毎日「ありがとう」と話かける
・ひとつのビンには毎日「バカやろう」と話しかける
・ひとつのビンは見えないところに置く(無視)
という実験を行いました。
1週間後、ビンを開けてみると、
「バカやろう」と毎日言っていたや
「無視」をしていたお米にはカビが生えていたのです。
この実験結果を知り、
どんな気持ちになりましたか?
何を思い浮かべましたか?
言霊という言葉もあるように、
自分たちが普段何気なく使っている言葉には力がある、
ということも考えられます。
自分では無意識のうちに自分では気づかない所で、
モチベーションを下げたり、
パフォーマンスを落としたりするきっかけを作っている可能性もあります。
反対に、
プラスの言葉を使うことによって
パフォーマンスをあげる可能性もあります。
メンタルトレーニングの目的は、
自分自身が本来持っているパフォーマンスを100%発揮すること、
自ら発揮できるようになることです。
意識的にプラスの言葉を発することが、
実力を発揮する土台になるのだと思います。
プラス思考の最高のかたちは、感謝の言葉だ。
「人生で成功させてくれてありがとう!」そういう考え、思いを口にし、
それに従って行動すれば、素晴らしい結果を生む。
-ニール・ドナルド・ウォルシュ
自分たちが発する言葉で、パフォーマンスの善し悪しが決まることがあります。 言葉が持つ不思議な力について、もう少し見ていきましょう。 対象はゴルフの選手です。 2つのグループに分け、 「いいぞ」 前向きな言葉を常に発しながらプレーを行います。 反対に、もう一つのグループは、 「しまった」 といったマイナスの言葉を口にしながらプレーします。 ここで重要なことは、 この実験の結果、 プラスの言葉を口にしたグループは、 マイナスの言葉を口にしたグループは、 自分たちが普段、 「発する言葉によってパフォーマンスや行動が変わる」としたら、 「自分が自分のことをどう思っているか」という視点は、 特に、 その第一歩として、 「僕は何をやってもダメだ」 もし「自分は何をやっても上手く行かない」と自 ちょっとしたきっかけでうまくいったとしても、 今までできなかったことができるようになったときは、 「やったね!」 そういったプラスの言葉の力を与えることによって、 「もっとできるかも」 と子どもたちの気持ちは変化していきます。 みんな自分の能力を疑いすぎるのです。 私たちは、自分で自分のイメージを変えることができます。 まずは普段、 しつもん1: 心理学者のロバート・エモンズとマイケル・マッカローによると、 ちょっとしたことでも、毎日感謝できることを5つ書き出すと、幸福感が高くなる と言っています。 これは実験でも明らかになっており、 ある人は意思が強くなりました。 僕もワークショップやトレーニングの中で いつもはツン! どんなことでも構いません。 ありがとう日記をつけるといいわ。 ひとつポイントがあるとすれば、 感謝の気持ちをもつとプレーのレベルや、 しつもん2: 「最近、うまくいっていることは何があった?」 子どもたちと会う時は必ずといっていいほど、 サッカーでドリブルが苦手でいつも注意されている男の子。 しかし、 多くの人が、 私たちはついつい欠けているところ、 足りないところを伸ばすことも大切ですが、 一方に偏らないように、意識していきましょう。 しつもん3: ぜひ、今日から意識してみてください! もうお試しになりましたか?
言葉の力がどれほどに自分たちの心を支配し、
競技力やパフォーマンスに影響を与えるかを調べた実験があります。
1つのグループには競技中、
プラスの言葉を口にしてもらいます。
「今日は絶好調だ」
「大丈夫」
「うまくいく」
「このアプローチは最高だ」
「狙い通りにいきそうだ」
「ダメかもしれない」
「難しい」
「うまくいくはずがない」
本当にそう思っているかどうかは別。
とにかく言葉として発してもらう、ということです。
2つのグループの成績に明らかな違いが出ました。
正確さや安定さが増し、
良いスコアを残せました。
ショットも決まらず不安定なままで終わってしまい、
良いスコアを残せなかったのです。
何気なく口にしている言葉は不思議な力を持っています。
どのような言葉を発すれば良いのか?と考えてみることが大切です。普段、子どもはどんな言葉を使っていますか?
「セルフイメージ」や「自己概念」という言葉を使って表されます。
子どもたちの力やパフォーマンスを最大限に引き出すためには、
子どもたち自身が自分のことをどう見て、
どう思っているのかというセルフイメージを
僕たち大人が知っておくことがとても重要です。
まずは自分や子どもたちがどんな言葉を口にしているのか、
意識してみましょう。
「早く終わってほしい」
「あ~あ、嫌だなぁ」
「つまらない」
分に対して言い聞かせていると、
「まぐれでできただけ」とか、
「次は失敗するよきっと」と思い込んでしまうのです。
大人から子どもたちへ声をかけてほしい場面の一つです。
「できたね!!」
「上手だったよ!」
「すごいすごい!」
「いい感じ」
「楽しい!」
「面白い!」
自分で自分を疑っていては、最善を尽くすことなんてできないんです。
自分が信じなかったとしたら、誰が信じてくれるのでしょう?
-マイケルジャクソン
自分がどんな言葉を使っているのか、
自分の心の状態に向き合ってみましょう。
どんな言葉を使いたいですか?子どもと感謝日記をはじめよう!
言葉の力を引き出すワーク その1
毎日1~2分、感謝する時間を作っただけで、
思いがけもしない効果が得られます。
ある人は幸福感が高くなり、
ポジティブな気分を味わえるようになりました。
ある人は人に対してもっと優しくできるようになって、
手伝いを積極的に申し出るようになりました。
このワークを取り入れるのですが、
やる前と後では子どもたちの表情が異なります。
として両親の前で素直になれない子どもでも、
じっくりと問いかけ続けることで
たくさんの感謝の言葉を書き出してくれます。
感謝したいこと。
ありがたいなと感じていることを
1日3つから5つほど書き出してみましょう。
毎晩、あなたが感謝したことを5つ、リストアップするの。
そうすれば、毎日に対する、そして人生に対する、あなたの見方が変わり始める。
-オプラ・ウィンフリー
書いていることを、目の前に思い浮かべたり、
書きながらもう一度体験しているように感じること。
パフォーマンスも変わってきます。
ぜひぜひ、お子さんや生徒さんとチャレンジしてみてくださいね。
今日はどんなことに感謝したいですか?良いところ探しを始めよう!
言葉の力を引き出すワーク その2
この質問をします。
中々みんなのように上手にドリブルができず、
チームに迷惑をかけてしまう場面もあります。
彼はチームで一丸と戦えるよう、
人よりも大きな声を出し、
ドリブルができないことを補うように、
他の選手よりもたくさんの距離を走っています。
自分の欠けている部分が気になるように、
うまくいっていないところに目が行ってしまいがちです。
うまくいっているところもたくさんあるはずです。
最近、うまくいっていることは何ですか?
しつもんメンタルトレーニングを学んだり実践したりする上で、
まずは「言葉の力」を体感すること、
言葉の力を信じることはとても重要なポイントです。
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