どんな言葉をかけよう?
子ども達にどんな言葉をかけているかで、
その子のパフォーマンスも大きく変わる可能性があります。
ゴール前、キーバーと1対1の場面。
シュートをはずした選手に対して、
「なにやってんだよ!」と伝えるのか。
「それとも、次!
切り替えて次は決めよう!」と伝えるのか。
今日はどんな言葉をかけるか。
についてもう少し考えてみたいと思います。
水は答えを知っている。
という本をご存知ですか?
水を氷結させて結晶写真を撮り、
どんな言葉をかけるかで、
その結晶のカタチが変わるというものをまとめた本で、
水に対して毎日、
ありがとうという言葉を伝えた場合と、
バカヤロウと伝えた場合、
どんな違いが出るのかを実験したものです。
みなさんご想像の通り、
ありがとうと伝えた場合、
水は綺麗な六角形の結晶をつくるのに対し、
バカヤロウと伝えた場合では、
綺麗な結晶はできないそうです。
参照:「ありがとう」と「バカヤロー」。同じ桃でも、かける言葉によって日持ちがまったく違ってくる
どんな言葉が選手のチカラを引き出すのか
この水の結晶のお話。
科学的根拠はないそうで、
インターネット上でも、「信じちゃだめ!」という
議論が飛び交っています。
確かに、
皮肉をこめた「ありがとう」には、
感謝の気持ちを感じる事はできませんし、
時には「バカヤロウ!」と伝える事が
大切かもしれません。
大事なことは、
「信じるから使う」とか
「信じてないから使わない」ということではなく、
どんな言葉が選手のチカラを引き出すだろう?
と自分に問いかけ、考え、実践することです。
選手もひとりひとり違います。
褒めて伸びる子もいれば、
叱られて伸びる子もいます。
人前で叱られるのが嫌な子もいれば、
みんなの前で褒めて欲しい子もいます。
子どもたちをもっと伸ばしてあげたい。
であれば、
どんな言葉を使うのがいいんだろう?
どんなふうに声をかけてもらえたら
やる気がでるだろう?
ちょっとずつ、
言葉を意識していきましょう。
>>>どんな言葉があなたのやる気を引き出しますか?