
「お月様やお星様が
いちばん綺麗になる時、知ってる?
それはお空が真っ暗なときなんだよ。」
幼稚園に通う女の子から
教えてもらいました。
その女の子は、
目をきらきらさせて、
とても嬉しそうに
僕にそう教えてくれたんです。
ケガをした時、
思うように結果が出ない時、
伸び悩んでる時、
スランプの時、
怒られた時、
うまく行かない時、
失敗した時、
ついつい
自分のことを責めてしまいがち。
「なんでうまくいかないんだ」
「私はダメなんだ」
けれど、
真っ暗な夜になると
お月様や星たちが輝くように、
失敗や挫折、
ケガをした経験があるからこそ、
さらに輝くことが
できるようになります。
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光のすばらしい輝きは
その影がなければ存在しえない。
人生は一つの全体であって、
善も悪も共に受け入れられねば
ならないのである。
ー ウィンストン・チャーチル
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北海道の十勝に
行かせて頂いた時のこと。
街頭が全くない草原に走る
一本道で見た無限に広がる星を
忘れられません。
こんなの
「プラネタリウムでしか見たことない!」
といった世界です。
東京のように
深夜も光が絶えることの無い空間では
見れない、気づけない世界があります。
暗闇がなければ、
光を見いだすことが
難しくなってしまう。
言い換えれば、
ケガをしたからこそ、
スランプに陥ったからこそ、
うまくいかないからこそ
新たな自分に成長する
チャンスがあるはずです。
子どもたち選手と、
いまできることを探しましょう。