緊張とリラックスの間をみつけよう。
本番で最高のパフォーマンスを発揮するためには、
適度の緊張感をキープすることが大切です。
そして、
緊張とリラックスの間にいることが、
最も実力を発揮できると言われています。
人は毎日の生活において
「緊張」と「リラックス」といった
状態を繰り返しながら生活していますよね。
大事な本番などは、
適度に興奮・緊張した状態です。
一方で試合が終わり、
家でくつろいだり寝ているときは、
身体的にも精神的にもリラックスした状態。
激しい練習ばかりでは
身体的にも精神的にも
疲労がたまってしまい、
集中力も低下し、
ケガの原因にもなります。
リラックスできる雰囲気を
効果的に練習に取り入れることが
とても大切です。
ロンドン五輪。
試合開始前のなでしこジャパンの選手達の
笑顔はとても印象的でしたね。
緊張感の中にも
リラックスした雰囲気を
感じるシーンだと思います。
緊張がありすぎては自分を出せず、だめだ。
リラックスがありすぎてはだらけてしまう。
いかに緊張とリラックスの間の精神を作るか。
これが重要になってくる。
-イチロー
簡単でいつでも出来るセルフコントロールの
ひとつに深呼吸があります。
驚くと息が止まったり、
プレッシャーを感じたり、
ネガティブな思考に陥っているときは、
呼吸が浅くなったり、
いつもよりも速くなったりしています。
こうしたときに、
深呼吸をするだけでも心は落ち着きます。
深呼吸を行うときのポイントは、
まず吐き出すこと。
まず空気を吸うのではなく、
いまのネガティブな思考やプレッシャーを
全て出す気持ちで、
息を吐き出す。
たくさん吐けば、
その分、空気を吸うことになりますから、
自然と深い呼吸ができるようになります。
リラックス(リラクゼーション)するときの
呼吸法は鼻から息を吸い、
口から吐く「腹式呼吸」が効果的。
ぜひ、子どもたちと一緒に
緊張とリラックスの
リズムを取り入れていきましょう。
>>>どのようにしてリラックスした雰囲気を創りますか?