子どもの心をつかむには?大人が知っておくべきこと

 

子どもたちに何かを教えようとする時、
まずは彼らに自分たちのことを「好きだ」と感じてもらうことが大切です。

子どもたちは、
好きな人からのアドバイスや指導には心を開き、
反対に嫌いな人からは反発してしまうものです。

そのため、
子どもたち選手に何かを伝えたいと思う大人たちは、
まずは自分たちを好きになってもらうことが必要です。

子どもたちが彼ら自身の良さや素晴らしいところを認められ、
信頼関係を築けるようになれば、彼らにとって価値あるものを伝えることができます。

 

 

僕たち大人が伝えたいことを、
子どもたち選手の心に届けるため
には、
まずは、僕たちを「好き」になってもらう必要があります。

それは、
憧れや尊敬という言葉の方が適しているかもしれません。

会社の職場などで考えてみても、
好きな上司に指示されると「この人のために頑張ろう」と思うけれど、
嫌いな上司の命令は「そんなのやりたくない」と反発してしまいます。

好きな人のアドバイスは心に響くけれど、
嫌いな人のアドバイスは「余計なお世話だ」と感じてイライラすることがあります。

好きな人と一緒にいると、あっという間に時間が過ぎるけれど、
嫌いな人といると、ちっとも時間が経たなくて時計ばかり見てしまいます

 

 

 

人間の脳は貪欲だから、こ
の人といると自分が成長できるという人を好きになる。
ー茂木健一郎

 

 

 

では、
子どもたち選手は、僕らの「なに」を見ているのでしょう?

見た目という第一印象から始まり、
話し方や言葉の選び方。
表情の豊かさや、身振り手振り。
歩き方や姿勢。

子どもたちは
意識せずともいろんな情報を汲み取り、
「この先生、好き」といった感情や
「このコーチ、なんか好き」を感覚的に掴んでいます。

子どもたちに好きになってもらうためには、
まずは僕ら大人が子どもたちのことを好きになること。

一人一人の良いところや素敵なところ、
その子にしかないところを見つけ、伝えていく。

「この子はどうしてこんなこともできないんだ」という視点で彼らと接するのではなく、
「この子にはこんな素敵なところがある!」という視点で彼らと接することが大切です。

信頼関係というベースができて、
初めて子どもたちは僕らに心を開き、
好きになってくれ、
こちらが伝えたいことを届けることができます。

信頼関係を育むために、
まずは子どもたちの素敵なところに目を向け、
好きだという気持ちを伝えましょう。

 

◎まとめ

  1. 子どもたちが自分たちを好きになってもらうことが、大人たちが彼らに何かを伝えるための重要なスタート地点となる。
  2. 好きな人からの指導やアドバイスは心に響き、嫌いな人からは反発してしまうため、大人たちは子どもたちに好かれることが必要である。
  3. 子どもたちは、見た目や話し方、表情や身振り手振り、歩き方や姿勢など、さまざまな情報から大人たちを判断する。
  4. 子どもたちの素晴らしいところや良さに目を向け、彼らを肯定的に評価し、信頼関係を築くことが重要である。
  5. 信頼関係が築かれた上で、大人たちは子どもたちにとって価値あるものを伝えることができるようになる。

 

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