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「集中力を高めたい?
なら、切り替える練習をすることだよ」
集中力が高い人というと、
何かひとつのことをずっとやり続ける、
というイメージがあるかもしれません。
けれど、それとおなじように、
あれこれと様々なことをパッパッと切り替えてやれる人もまた、
集中力が高いといえますよね。
そう考えてみると日常生活や練習の中でも、
磨けるポイントがたくさん見つかります。
たとえば、
ゲームから宿題、
テレビから夕食、
読書からお風呂、
休憩から練習
といった具合に、
集中の対象を切り替える素早さを
磨くことができます。
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気持ちを切り替えてミスがなくなるのなら
初めから切り替えた気持ちでやれば
済むことではないか。
ー落合博満
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赤毛のアンの原作者である、
ルーシー・モード・モンゴメリは、
郵便局や新聞社で仕事をしながら、
空いた時間に原稿を書いていたそうです。
休憩時間にパッと切り替えて
集中して原稿を書くことで、
あの「赤毛のアン」が生まれました。
パスやシュートでも、
練習した技術しか試合では発揮できないように、
試合中に「切り替えろ!」といわれても、
切り替える練習をしていなければ、
いざというときに力を発揮することはできません。
「5分後に、ゲームをやめて、
宿題をしよう」
「10分間休憩したら、
次の練習にとりかかろう!」
「何分後につぎの集中したいことに
切り替えよう?」
子どもたち選手と
日々の生活や練習の中で、
パッパッと集中する対象を切り替えるトレーニングをして、
集中力を磨きましょう。