心の扉を開く:素直な気持ちを伝える魔法

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大人も子どもたちも年を重ねるにつれ、
「恥ずかしい」という感情が芽生え、
率直な気持ちや考えを伝えることが難しくなります。

しかし、本音としては伝えたいと思っています。
また同時に、素直な気持ちを伝えてほしいと願っています。

関係性を築くことで、
心を開き、さまざまなことにチャレンジできるでしょう。

子どもたち選手の心を開く機会をつくりましょう。

 

 

僕ら大人も子どもたち選手も
年を重ねるにつれて、

「恥ずかしい」

という感情が芽生え、
素直な気持ちや考えを
伝えづらくなってしまいます。

けれど、
僕ら大人も恥ずかしいながらも
本当は伝えたいと感じていますし、
子どもたちからも素直な気持ちを
伝えてほしいと願っています。

でも、
「そうはいっても…」
というのが本音ですよね。

そんな恥ずかしさに向き合う
ステキな宿題のお話を
お届けしますね。

◎ 心いやされる小学1年生の作文

せんせいが、

「きょうのしゅくだいは、(だっこ)です。
おうちの人みんなにだっこしてもらってね」

といいました。

ぼくもみんなも「ええーっ」と
びっくりしました。

だって、だっこのしゅくだいなんて、
はじめてだからです。

なんかはずかしいとおもいました。
でも、うれしかったです。

いそいで
いえにかえりました。

いえにかえって、
すぐ、おかあさんに、

「だっこがしゅくだいにでたんよ。
 しゅくだいじゃけえ、だっこして」

と小さいこえでいいました。

おかあさんは

「へえ、だっこの
 しゅくだいでたん?」

と、びっくりしました。

でも、すぐ「いいよ」と
にっこりしていってくれました。

おかあさんはすわって、
ぼくをひざにのせて、
りょう手できゅうっと
だきしめてくれました。

おかあさんのからだは
ぬくかったです。

だっこしてもらっていたら、
ぼくのからだも
ぬくくなりました。

ぼくが
「おうちの人みんなにだっこして
 もらわんといけん」といったら、

おかあさんがちっちゃいばあちゃんに

「だっこしてやって」

といってくれました。

ちっちゃいばあちゃんはわらって

「おいで」

といって、だっこしてくれました。

そして、

「大きゅうなったねぇ」

といってくれました。

つぎは大きいばあちゃんに
だっこしてもらいました。

大きいばあちゃんはぼくをだっこして

「おもとうなったのう」

といってくれました。

さいごはおうさんでした。
おとうさんはいきなり
りょう手でぼくの
からだをもちあげて、
どうあげをしてくれました。

ぼくのからだはくうちゅうに
「ふわっ」とうかんで、
きもちよかったです。

おとうさんはぼくを
ゆっくりおろして、
ぎゅっとだきしめてくれました。

おとうさんのからだは
ぬくかったです。

ぼくはまたしてもらいたいと
おもいました。

だっこのしゅくだいがでたから、
かぞくみんなに
だっこしてもらいました。

さいしょははずかしかったけど、
きもちよかったです。

だっこのしゅくだい、
またでたらいいなとおもいました。

引用元:
(孤独になる前に読んでおきたい
10の物語:講談社)

人間だけが赤面できる動物である。
あるいは、そうする必要のある動物である
マーク・トウェイン(作家:トム・ソーヤの冒険)

「恥ずかしいな」

そんな気持ちを味わいながらも、
心が感じていることを
素直に伝えられる関係性を
子どもたち選手と築けたらいいですよね。

うれしいことも、
かなしいことも、
ムカッとしたことも、
涙を流したことも、
どんなことを伝えても大丈夫。

そんな信頼がベースにある
関係があると、
子どもたちもたくさんのことに
チャレンジすることができます。

子どもたち選手の心を開く
機会をつくりましょう。

 

◎まとめ

  1. 年齢を重ねるにつれて、率直な気持ちや考えを伝えることが難しくなる。
  2. 本当は伝えたいと思っているし、素直な気持ちを伝えてほしいと願っている。
  3. 心が感じていることを素直に伝えられるような関係を築くことが理想
  4. 子どもたち選手の心を開く機会を創や環境を提供しよう。

 

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