質問の種類を理解することで
子どもたちとのコミュニケーションが向上します。
質問はスピードクエスチョン(はい/いいえ答え)
アイデアクエスチョン(自由回答)
セレクトクエスチョン(選択式)
の3つに分けられます。
質問の前に
自分自身の意図を明確にしましょう。
子供たちに何を伝えたいのか考え
質問形式を選びましょう。
適切な質問は
効果的なコミュニケーションの手段となります。
質問には種類があり、
それらを意識して活用することで、
大きな力を発揮することができます。
一方で、
ただなんとなく、
そう、適当に質問をしても、
子どもたちからは
「わからない」
といった答えが返ってきやすいものです。
質問は大きくわけると、
まず、3つに分類できます。
スピードクエスチョン
スピードクエスチョンとは、
クローズドクエスチョン・限定式質問とも呼ばれ、
「はい」か「いいえ」で答えを引き出すことができます。
- 「今日のご飯、ハンバーグで良い?」
- 「忘れ物ない?」
- 「宿題やった?」
これらは「はい」か「いいえ」で
すぐに答えることができるので、
考える時間をあまり必要としません。
答えを
はやく教えてほしいときや
はやく教えてほしいときや
最終確認をするとき、
話題を元に戻すときなどに効果を発揮します。
一方で、
スピードクエスチョンばかりだと、
尋問されているような気分になったり、
考える機会を奪ってしまうこともあります。
アイデアクエスチョン
アイデアクエスチョンとは、
オープンクエスチョン・自由回答式質問とも呼ばれ、
子どもたちの自由な答えを
引き出すことができます。
- 「将来はどんな自分になれたら最高?」
- 「今日の学びは何があった?」
- 「どんなときに楽しいと感じる?」
100人いれば、
100通りの答えが返ってきます。
一方で、
僕たち大人に答えを待つ姿勢や、
答えられなくても良いことを受け止める姿勢を
持ち合わせていないと、
子どもたちはすぐに
「わかんない」と答えてしまいがちです。
セレクトクエスチョン
セレクトクエスチョンとは、
選択式質問のこと。
- 「AとBとC、どれがいい?」
といった具合に、
子どもに選択肢を与えて、
決断する機会をつくります。
質問は意図を持って届ける
先ほどもお伝えした通り、
質問は意図を持ってすることが
とても大切です。
子どもたちに問いかける前に、
自分自身に質問をしましょう。
- 「どんなことに意識を傾けて欲しいのか?」
- 「どんなことを考えて欲しいのか?」
- 「どんなことをイメージして欲しいのか?」
そうすることによって、
適切な質問の形が
見つかってくるはずです。
ポイント
- 質問は意図を持って届けよう
- 質問の3つのかたち
- 子どもに質問をする前に自分に問いかけよう
◎まとめ
- 質問は3つのタイプに分けられる。
- スピードクエスチョンは「はい」か「いいえ」の答えを引き出すのに適しており、早い情報収集や確認に使われる。
- アイデアクエスチョンはオープンな答えを引き出すのに使われ、子どもたちの自由な発想を促す。
- セレクトクエスチョンは選択肢を提供し、子どもたちに選択をさせることで、決断力を育む。
- 質問の前に意図を持ち、自分自身に何を伝えたいのかを考えることが大切。適切な質問は目的に合った形になる。
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