新しいクラスや先生
新しい友達との関係など
子どもたちは知らず知らずのうちに気を張って過ごしています。
そんな「新学期のがんばり疲れ」が出やすいこの時期
家庭では“ほっと一息つける会話”がとても大切です。
今回は、子どもの心と体をやさしくほぐす「リラックスできる質問」をご紹介します。
疲れているときこそ“問いかけ”がやさしい力になる

子どもが疲れている時、「どうしたの?」「学校で何かあった?」とつい理由を聞きたくなるものですが、
問い詰めるような質問は逆効果になることも。
そんな時は、心に寄り添う“リラックス質問”で、安心できる空気をつくることがポイントです。
おすすめのリラックス質問

●「今日は、ほっとした瞬間ってあった?」
→ 小さな安心を思い出すことで、心がやわらぎます。
●「今、なにしてる時がいちばん楽しい?」
→ 楽しいことを考えるだけでも、脳はリラックスモードになります。
●「おうちに帰ってきて、何がいちばんホッとする?」
→ “安心できる場所”を再認識する質問です。
●「今日は〇〇してみる?それとも、ゴロゴロしたい気分?」
→ 選択肢を与えることで、無理せず気持ちを表現できます。
●「最近、自分に『よくがんばった!』って言いたいことある?」
→ 自分をねぎらう視点が生まれ、心の回復につながります。
質問の工夫で大切なこと

・無理に答えさせない
疲れているときは、話す気力も出ないもの。聞くだけで安心できる“問いかけの姿勢”が大切です。
・会話より“空気”を意識する
「一緒にお茶でも飲もうか?」のように、声をかけるだけで子どもは安心します。
・親も自分の気持ちをシェアする
「ママもちょっと疲れたから、今日はゆっくりしたいな」など、共感を示すことで会話のハードルが下がります。
最後に
新学期の疲れは目に見えにくいもの。だからこそ、“安心できる問いかけ”が子どもの心をやさしく支えてくれます。
ぜひ今日から、「今日は、どんな時にホッとした?」と聞いてみてくださいね。
その一言が、子どものリラックスと回復のきっかけになるはずです。
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