![DSC_2683](https://i1.wp.com/shimt.jp/wp-content/uploads/DSC_2683.jpg?resize=540%2C361)
子どもも大人も
安心感を得るためには、
相手の選択肢を奪わず、
与えることが大切です。
例えば、
食事の選択や仕事の進捗確認などで、
相手に「どちらでもいい」という
選択肢を提供することで、
自分の意志を尊重され、安心感が生まれます。
相手の選択を尊重し、
共感する姿勢が信頼関係を築く鍵であり、
主体的な行動は安心感から生まれてきます。
![](https://i0.wp.com/shimt.jp/wp-content/uploads/スクリーンショット-2022-02-14-16.45.18.png?resize=728%2C241)
「今日のご飯、何がいい?」
ラーメンにしようかな、
それともあんかけチャーハンかな。
お寿司もいいよなぁ。
僕たち大人も子どもたち選手も、
目の前に選択肢があると安心感を抱くものです。
反対に、
たとえば洋服を買いに行ったお店で、
「あなたにはこれが絶対、お似合いです!買ったほうが良いですよ!」
と定員さんから言われると、
押し付けられている不安な気持ちを抱きます。
子どもたち選手に安心感を抱いてもらい、
自分の考えや行動を表現してもらうために大切にしたいことは
「選択肢を奪わないこと」
「やってもいいし、やらなくてもいいよ。
どちらでもいいよ」
目の前に選択肢があると安心感を抱き、
「やりたい」と感じた選手は行動に移します。
自分の信じる通りやってごらん。
ー 耳をすませば。映画内より
「今日のご飯は何がいい?」
「お寿司!」
「お寿司はダメよ」
「じゃあ、ハンバーグ食べに行こう!」
「この前、外食したばかりでしょ」
「んーじゃあラーメンは?」
「ラーメンはあんまり体に良くないからダメ」
「……..」
これであれば、
最初から聞かれないほうが良かった、と
子どもも感じてしまうかもしれません。
選択肢を与えているように見せかけて、
選択肢がない状況はより深刻です。
例えば、職場の上司の方から
「この資料、明日までに完成できる?」と、問いかけられたとします。
選択肢がある、とは
答えがYESでもNOでも良いということです。
けれど、この場合、
選択肢があるようですが、選択肢はありません。
「いえ、できません」と
答えたらきっと怒られてしまいます。
主体的な行動は、
安心感からはじまります。
「やってもいいし、やらなくてもいいよ。
どうしたい?」
選択肢を与えて、
子どもたち選手の行動を引き出しましょう。
◎まとめ
- 目の前の人に選択肢を与え、安心感を提供することが重要。
- 選択肢があると感じたとき、子どもたちは積極的な行動に移る。
- 選択肢を与える際は、本当に選択肢があるか確認することが必要。
- 相手の選択を尊重し、共感する姿勢が信頼関係を築く鍵。
- 主体的な行動は安心感から生まれ、選択肢を与えることがその出発点。