「目的は何だっけ?」方法に囚われない選択をしよう。

DSC_4692

小学生の頃、
音楽の池田先生が大好きでした。

譜面に「ドレミファソ」と
書き込むことを怒らなかったし、

リコーダーの課題曲は、
TVでやってる流行りの僕らが
好きな音楽だったし、

知らない楽器に触れる機会を
たくさんくれました。

特に好きだったのは
目を閉じて耳をすます時間。

クラスメイト3人が
家から持ってきたコップであるとか、
おもちゃであるとか、
そうした何かを耳元で鳴らしてまわり、
それがどんなものなのかを
当てる時間です。

いま、思い返してみると
先生の音楽の目的は

「音楽を好きになってもらうこと」

だったように思います。

音楽のテストで良い点を
とってもらうことではなく、

たくさんの「音」に触れて、
音楽を好きになってほしい。

そんな気持ちが
小学生ながらに伝わってきて、
大好きな時間でした。

目的を見つけよ。
手段はついてくる。
ー マハトマ・ガンジー

僕ら大人も子どもたち選手も
目の前のできごとに集中するがあまり、
本当の目的を見失い、
手段や方法にとらわれてしまいます

子どもたち選手が
持っている力を最大限に発揮することが
目的のはずなのに、

いつしか、
戦術や戦い方といった手段が
目的にすり替わってしまいます。

しつもんもそう。
しつもんはあくまでも手段です。

目的は選手の
考える力を引き出すこと。

そのためには、
しつもんしないことも、
大切です。

「目的は何だっけ?」

目的を忘れず、
手段を選びましょう。

>>> ブログの記事をダウンロードできます(PDF)

ぜひあなたのSNSでシェアしてください!