「どうせ無理だよ」という否定的な言葉が、
子どもたちの自信を奪い、
積極性を奪ってしまうことがあります。
そこで、大人たちが使う言葉にも気を配り、
子どもたちを前向きな考え方に導く必要があります。
自分自身の言葉遣いを意識して
、否定的な言葉を避け、
前向きな言葉を使って子どもたちに接することで、
彼らの考え方にも大きな影響を与えることができます。
「どうせ無理だよ」
小学生のお子さんを持つお母さんから、
何事にも自信を持てないお子さんについてご相談を頂きました。
子どもたち選手の口ぐせの多くは、
まわりにいる人の影響を大きく受けています。
いつも前向きな考え方をしている人たちの
近くで育っている選手は前向きな言葉を使います。
一方で、
「あなたには難しいかも」
「もっとちゃんとしなさい」と、
いつも否定的な言葉を掛けられている選手は、
自分に自信を持つことができず、
なかなか積極的になれないばかりか、
「僕にはどうせ無理だよ」と言います。
ですので、
まずは僕ら大人の
子どもたち選手に対する言葉を
見直してみましょう。
まずは1週間、
どんな言葉を使っているかを、
意識して自分で観察してみて下さい。
3mくらい上空から
自分を見ている自分がいて、
言葉遣いを観察しているイメージです。
僕らはすぐに忘れてしまうので、
メモに残しておくのがおすすめです。
1週間後、
「ほんとにできるの?」
「あなたにはできないわよ」
「〜しないで」
などの否定的な言葉ばかりが
出てきていたらちょっと注意が必要。
子どもたちの頭の中にその言葉が染み付き、
知らず知らずのうちに選手の口から否定的な言葉が
出てきてしまいます。
親から浴びせられた批判の言葉は
あまりにも馴染み深くなり、
私たちはとうとう自分で
自分を罵倒するようになった。
ジェリー・ミンチントン(実業家)
小さな子が
外に遊びに行く時に
「走っちゃダメだよ」と言うのと、
「歩くと気持ちいいよ」と言うのとでは、
言っていることは同じでも、
伝わり方が変わります。
「シュート外すなよ」
「ちゃんと練習しろ」
「緊張しないで」
ではなく、
「ゴールを決めよう」
「練習して成長しよう」
「リラックスして試合にのぞもう」
と伝えてみる。
こうした言葉の積み重ねが、
子どもたちの考え方に影響を与えます。
まずは、
子どもたち選手や自分自身を観察して、
どんな言葉を使っているのか、
メモを取ってみましょう。
◎まとめ
- 子どもたち選手が口にする言葉は、周りの影響を大きく受ける。
- 否定的な言葉は、子どもたちの自信を奪い、積極性を奪ってしまう。
- 大人たちが使う言葉にも気を配り、前向きな言葉を使うことで子どもたちを導く必要がある。
- 自分自身の言葉遣いを意識し、前向きな言葉を使って子どもたちに接することで、彼らの考え方に大きな影響を与えることができる。
- 子どもたち選手や自分自身を観察して、どんな言葉を使っているかをメモに残し、前向きな言葉を積極的に使っていくことが重要である。
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