「県で優勝したい」
「地域の選抜に選ばれたい」
「あと5キロダイエットしたい」
目標が見つかったときに
はじめたいこと。
それは、
ちいさくはじめること。
僕ら大人も子どもたち選手も
目標が見つかると一気にそこに辿り着きたくなります。
「県で優勝するために
1日1時間自主練する!」
「ごはんは毎回3杯おかわりする」
「今日から毎日10キロ
走りたいとおもいます」
目標が見つかったときは、
やる気がとても高い状態。
なので、
どんなことも自分には実現できると感じています。
けれど、
多くの子どもたちが
3日坊主で物事を諦めてしまったり、
自分で決めたことも
できなくなってしまうのは、
この「行動の目標」が大きすぎるから。
階段を登る時に、
一気にジャンプして登ることもできますが、
バランスを崩して怪我をしてしまう危険性も同時に増えます。
また、1歩ずつ確実に登るよりも、
継続することが難しいかもしれません。
怪我をせずに、
そして、続けて着実に上に登るまでは
1段1段登って行くことが大切です。
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行動を起こせば、
多少なりとも状況を変えることができる。
たとえ小さくても一歩を踏み出せば、
前向きの結果を生み出すための算段もできる。
– ロベルタ・シェラー
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ほんとにできるかな?
大丈夫かな?と感じた時は、
「どう?できそう?」
と問いかけてみましょう。
そうして考えるきっかけがあると、
子どもたちもちょっと冷静に
目標を見つめ直してくれます。
たとえ小さな行動でも
積み重ねることで
変化を起こすことができます。
けれど、
いくら頭で考えても、
行動を起こさなければ
変化を起こすことができません。
子どもたち選手と一緒に、
行動の目標を小さく小さくしましょう。
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