
「やる気を出せ!」
「もっと自分で考えてやってほしい」
「子どもたちが
自分で気づいて変わんないとダメですよ」
人を変えようとすると、
その通りにいかなかったときに怒りが生まれます。
「どうしてあんなに言ったのに!」
「何度言ったらわかるの!?」
もしかしたら、
これは子どもたちを「変えなければいけない」
と見ている時に起こりやすいかもしれません。
子どもたちをなんとかしてコントロールしようとすると、
子どもたちも反発します。
僕ら大人はもちろん、
子どもたち選手も自分の考え方や大切にしている価値観があります。
ですので、
それを外側から強引に変えようとされたら、
自然と反発したい気持ちが沸き起こりますよね。
人と人とのあいだに起こる問題のほとんどは、
誰しもがまず、
他人を変えようとするところから発生するのです。
ー ロバート・コンクリン(作家)
子どもたちを変えたいときに
大切にしたいこと。
それは、
子どもたちを変えようとせず、
「変わりたい」を引き出すこと。
変えようとすればするほど、
子どもたちは反発します。
僕ら大人ができることは、
子どもたちが「変わりたくなる」ような
関わりを積み重ねたり、環境をつくること。
「子どもたちは
どんなときにやる気を 見せるかな?」
「どんなときに幸せを感じているだろう?」
「どんなときに笑顔でいるかな?」
将来の夢と向き合うと
変わりたいと感じる選手もいますし、
自分の良い所を見つめて、
やる気になる選手もいます。
子どもたちの可能性を信じて、
「変えよう」とするのではなく、
「変わりたくなる」ように関わりましょう。