🔵 “どうしたらできる?”前向きな工夫を促す質問 🔵

「できない…」
「無理かも…」

勉強や練習、友達との関係――
子どもが壁にぶつかったとき
そんな言葉がぽつりとこぼれること、ありますよね。

つい
「がんばってみなよ!」
「そんなこと言わないで!」
と励ましたくなりますが、
一番大切なのは
“自分の中にある解決のヒント”に気づけることです。

そんな時に効果的なのが、
「どうしたらできると思う?」という
前向きな工夫を促す質問なんです!


■ なぜ“どうしたら?”という質問が効果的なの?


「できない」と感じたとき、人は思考が止まりがちになります。
でも、「どうしたら?」という質問は、
思考のスイッチを“できる方法”に切り替える力を持っています。

この問いかけを通じて、子どもは
・視点を変える
・工夫を考える
・自分で考えて乗り越える
といった力を少しずつ身につけていけるのです。


■ 前向きな工夫を促す質問の例


●「どうしたら、もう少しやりやすくなるかな?」
→ 手順や環境を見直すきっかけになります。

●「他のやり方があるとしたら、どんな方法があると思う?」
→ 発想を広げ、自分に合った方法を見つけられます。

●「ひとりじゃ難しいとき、誰にどんなふうに頼れるかな?」
→ 助けを求めることも“工夫”のひとつだと気づけます。

●「前に似たようなことがあった時、どうやってうまくいったっけ?」
→ 過去の成功体験からヒントを得られます。

●「“ちょっとだけできるようにする”ために、今日できることは?」
→ 小さなステップに分けて、行動につなげやすくなります。


■ 声かけのポイント


・「なんでできないの?」ではなく「どうしたらできる?」と聞く
→ 問いの方向が変わるだけで、心の向きも変わります。

・すぐに答えが出なくてもOK
→ 一緒に考える姿勢が、子どもに安心感を与えます。

・答えを否定しない
→ 「そんなのムリでしょ」と言わずに、「いいアイデアだね」と受け止めることで、工夫する意欲が続きます。


■ 最後に


「どうしたらできると思う?」というたった一言の質問が、
子どもの中にある「工夫する力」「前向きに考える力」を引き出してくれます。

できないことにぶつかったときこそ、
**解決のカギは“子どもの中にある”**と信じて、そっと問いかけてみてください。

その一言が、今日の「できない」を、明日の「できた!」に変えるきっかけになるかもしれません🧠✨

 

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